カテゴリ:子育て
夕方 児童館に迎えに行くと帰り支度をする娘を追って二人の女の子がかけてきた。
「帰る前にもう一度ちゃんと心ちゃん(仮名)に謝って!謝らないなら明日絶対に謝ってね!!」と詰め寄る。 なんだなんだ?どうした? ひとりは保育園から一緒の同じ1年生の子(心ちゃん←仮名)、もうひとりは四年生くらいのひっつめメガネの委員長タイプ、主に委員長(仮)がまくしたてる。 「さっき遊んでて、心ちゃん(仮名)がこの子(娘)に話しかけたのにこの子(娘)が無視したの。だから謝って欲しいの」と。 そうなんだ、それはよくなかったね、ごめんねと話して娘にも謝るように促す。娘は聞こえていても返事をしない事がよくあるのでいつかこんな事になるんじゃないかと思っていた。 気の弱い娘は年上のお姉ちゃんに詰め寄られてプルプル震えている。蚊の鳴くような声で「ごめんなさい」と言った。 「ごめんなさいじゃなくて、“話しかけられたのに無視してごめんね”って謝って欲しいの!そう言って!!」と委員長(仮)。 娘はもう何も言えずに震えながら泣き出した。 遠巻きに見ていた他の一年生の女の子たちが娘にティッシュを持って来てくれたり「あのねー娘ちゃんはいちどちゃんとあやまって、それで“いいよ”っていってたのよー。でもそのあとまたいいはじめてー」と状況説明?をしてくれる。 玄関先で揉めているのに気付き、児童館の職員さんが駆けつける。 委員長(仮)「心(仮名)は悪くない!この子が謝らないから!」と娘を指差す。 ひぃー。 職員さんは話を聞き「私だって話しかけられても聞こえてない事いっぱいあるよー」と笑い飛ばし「娘ちゃんはもう謝ったんでしょ?ならこれで終わりー」と解散させてくれた。 玄関先でのろのろ帰り支度を始める娘、まだ納得していない様子の心ちゃんにもう一度謝り←私が 委員長(仮)にも謝ろうとすると「あの子謝れないコなの?ずっと指くわえて赤ちゃんみたい。」そして私を見て「あの子のお母さん?おばあちゃん?」と。 夜だーりんにあったことを話すと「今日こんなことがあったのでしばらく休みます、って児童館の連絡帳に書けば?」と言われるが“本当の事まとめて言われて心が折れました”と書くわけにもいかない。 揉めた相手の子(心ちゃん(仮)のお母さんに謝罪のラインを送ると“元々うちの子が娘ちゃんのおもちゃを取ったのが始まりみたいなの。うちの子に明日児童館に行ったら娘ちゃんに謝るんだよ、って言ってあるから確かに謝ったか娘ちゃんに確認してね”と返信が来る。 もう外に出たくない…。←私が お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月30日 10時41分58秒
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