☆記念すべき第434号☆
<ドッペルゲンガー探偵局・調査報告>依頼主:昂遥さん 1987年9月21日生まれ 昂遥さんの分身は、現在、南海の孤島で遭難して助けを求めています。 あなたはたぶん覚えていないでしょうが、ちょうど1年前、あなたは寝ている時に、偶然、上野の西郷さんのポーズをとったのです。それは、まさに分身を生み出す魔法の寝相でした。その結果、あなたの分身が生まれてしまったのです。 あなたの分身は、しばらくの間、近所の産婦人科で産湯のお湯を沸かすバイトをしていましたが、その後、「フィーバー昂遥」と名前を変え、落語の真打ちになるための修行のために、ハワイへ行き、現地のコンビニで店長代理としてバイトをして生活費を稼ぎながら、修行を続けていました。 しかし、その後、歯槽膿漏にかかったことがきっかけで人生観が変わり、半年前に「大黒堂昂遥」に改名して、現在は南海の孤島で遭難して助けを求めています。そして、異性関係でトラブっています。 そんな彼にも悩みがあります。それは、住んでいる場所がちょうど空港の滑走路の近くなので、すぐ真上をジェット機が通過して怖いことです。 あなたの分身は、14年後の、空から鳩の糞が大量に落っこちてきた日の夜、ウェディングドレスのかっこうをして、ロールスロイスに乗って、あなたに巡り会うためにやってきます。 現在は、分身の方が、あなたより、29%苦労しています。 あなたの分身の肉の値段・・・100グラムあたり998円 あなたの分身の異性の友達の数・・・17人 彼から、あなたへのメッセージ「先日、日光江戸村に言って、にゃんまげに飛びついてきました。その時、まちがえてひざ蹴りをくらわせたら、にゃんまげは倒れてうなっていました。」-------------------------------------------------------------------------------- あなたの分身を見つけるまでに、199日かかりました。またのご依頼をお待ちしております。ありがとうございました。