父の命日と、夏の日々・・・。
何故か大好き、箱の中・・・「ノラ」 じぃっと、見つめる先は・・・お坊さま~博多の珍道中の続き・・・と思っていたが。今日は、オイラのトウチャン(父)の命日ぢゃった・・・。ナニカと、人間関係に不器用で、根は真面目で優しいのに、お酒に溺れてしまい、カラダを壊し、早く逝ってしまったトウチャン。オイラたち家族は、ほとほと ファンキーなトウチャンに苦労をかけられっぱなし、ぢゃった・・・。オイラの、結婚や、家庭そのもの、に期待しない、という 歪んだ考え方をもたらしたのは、そのトウチャンの生きざまを見て育ったことに相違無い。・・・だから。前にも書いたが、オイラは ずぅっと独身を通してきたのでアル。ぢゃが。トウチャンが逝って、十五年も過ぎた今。オイラは、ようやく 「家庭」のぬくもり、というものを味わっている。トウチャン。アナタは、昭和の時代を象徴するかのような、「ちゃぶ台をひっくり返す」・・・なんてこと、しょっちゅうでしたな。思えば、それでも アナタは、ナニカと必死で「戦って」いたのではないか、と 今になってようやく 思えるようになったんぢゃ。・・・何と「戦って」いたのか。今となっても、よく解らないが、アナタの「焦燥感」というモノは、少し理解できるような気がしてる。アナタは、もともと 新聞記者、だったというのに。ドコでどうなって 「夢」を捨ててしまったのぢゃろう・・・。オイラも随分歳を取って、トウチャンのこと、ようやく許せるようになってきたんぢゃよ。だって・・・。オイラたち家族は、いろいろ、苦労をしてきたんぢゃもの。・・・暑い盛りの、7月20日。一番暑くて ツライ日々の中、命日はある汗を拭きふき、お坊さまが お経を読んでくれる、そんな 真夏の今日。アナタは、亡くなっても マダ 「人を困らせる名人」なのでアルそんな命日の日の午後。・・・実家の「ノラ」は、どういうわけか、先日届いた蜜柑の入った箱がお気に入り。どうにも離れないので、ちゃっかり、ベッドにしてもらい、おとなしく 入ったまま、読経を静かに見守っていた、信心深い猫なのでアル。皆さま、暑い毎日。どうか、カラダを大切に。ちゃんと 水分補給してちょ。自分の体は、自分で労ってあげなくっちゃなっぢゃ、また