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カテゴリ:こころの浄化
目覚めるために
高めるために 深めるために 広げるために ほんとうのところへ 続いているその道はひとつではないでしょう。 ほんとうのところへ 導いてくれる師もひとりではないでしょう。 ひとそれぞれに、 受け止め方や感じ方が違うから ほんとうのこと そのひとつのことを あらゆる角度から あらゆる表現や方法をつかって 伝え あらゆる表現や方法で 伝わってゆく だから 道はいくつもあるのでしょう だから 師が何人も現れるのでしょう そして ほんとうのところの「入り口」に たどり着く人が増えてゆくのでしょう。 それは、 一つの山の頂上に たどり着く道が 幾通りもあるのと 似ているかもしれません。 ただ・・ あらゆる道を通って あらゆる師によって 導かれてたどり着くところは ほんとうのことを知るための 「入り口」の扉の前 その扉の前に導かれて その先にあるものに 扉を開けて その先にあるものへと 向かってゆくのは 誰でもない自分自身。 扉の先へは 自分の力で進むしかない。 自分を救えるのは自分しかいない。 偉大な師の素晴らしさに こころを奪われてしまった人は 扉の前で立ちすくむ 扉の向こうに進んだなら 自らが師になるしかない 自らが道標になるしかない その真実の前に立ちすくみ 後戻りして また、別の師を また別の道を探し始めるかもしれない。 扉を開けることを 無意識に畏れて 扉の直前まで来る その過程のなかを 行ったり来たり さまよい続けるかもしれない。 必要なことは 師を仰ぐことではなく 道の素晴らしさを知ることではなく 己を知ること 自分を救えるのは自分だということ 己を知らなければ 扉の向こうに進む力が 充分に備わっていることにも 気づけずに 後戻りを始めるだけ 自分の足で歩けるのに 体裁の良い乗り物を 探し始めるだけ 扉の前までたどり着くための道はいくらでもある。 扉の前まで導いてくれる師はいくらでもいる。 自分にあった道を選べばいい。 でも扉は自分であけるもの、 開けた扉の向こうに踏み出すのは、 他の誰でもなく自分自身の足であり。 自分自身の心。 己を知るために 必要なことは こころを開くこと こころを拓くこと 触れるものすべての現象から 関わるすべての人から ほんとうのことを感じ取れるように こころを開くこと こころを拓くこと 目の前に起こる現象を見るとき 人を見ているとき、 それは自分自身を映す鏡を観ているのと同じ。 現象は現象ではなく自分 人は人ではなく自分 心を狭い鳥かごから解き放つと、 本当のことを感じることができる。 こころを開き こころを拓き 自分が自分を救える唯一の存在であることに 「疑い」をもっているから救われない。 「疑い」を少しずつ晴らしてゆくために 丹念に自分をみつめること 己を知ること。 そのためには、まず こころを開くこと こころを拓くこと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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