カテゴリ:日記
日曜日の午後にあるオフ会に参加。
その参加者のご主人は、キャンピングカーを駆ってやって来たのでした。 会には何人かのご家族と子供たち。 会は楽しいおしゃべりとダッチオーブンで焼いたピザや あるお母さんが焼いてきた優しいパイを食べて時間は過ぎてゆきました。 でも、どうしても子供たちも食べるものや遊びに飽きた頃、 キャンピングカーを駆ってきたご主人が、なにやら道具箱を取り出すと、 そこにはいくつかの木の棒といくつかの大工道具が。 そのうち女の子にその木の棒を渡し、ご主人が口に咥えて 「ピー」 なんとそれは笛だったようです。 そうして不思議がってた女の子に、しばらくすると、のこぎりを渡したのです。 ご主人は女の子の手をとり、優しく優しく無言で、音の出る部分を そっと切れ目をあらかじめ入れ「ギコギコ」ゆっくりゆっくりと、 なんだかその風景は、 自分ができなかった父親像を、あこがれた父親像を 目の前で描き出されたようで、うらやましくもあり、 こんな自分が情けなくもあり、じっと見ているだけでした。 手の温もりと木の優しさ と。 これ以上にない極上のふれあいは、まるで本当の親子のようでした。 振り返ると自分のお父さんのお仕事は、なんだか情けなくもあり、 釣りがまったくできないのに子供を連れて行って坊主だし、 何の特技も持たない自分は、どこかに遊びに行くことさえも 人のいるところやお金をかけて遊ぶ所などで誤魔化していて、 以前嫁が言ってたように、取り柄の無いダメお父さんだったのでしょうね。 それも温もりのある小道具とご主人の優しい人柄のおかげ。 まったりといた良い時間と好い空間が高宮にはありました。 ねぎさんや参加したみなさんと子供たちに ありがとう。 &わんこのさくら、また遊ぼうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2007 11:27:35 PM
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