レンタルお姉さん
仕事上の必要があり「レンタルお姉さん」という本を読みました。はじめはよく分かんないし面倒と思いつつページをめくり始めると止まらずに一気に読み終えました。社会との繋がりを遮断している若者たちと人としてまっすぐに向き合うお姉さんたちのお話。レンタルお姉さんは生身の人間で怒りや葛藤や、自分の力のなさなども痛いくらいに感じながら家から出ない若者たちに手紙を送り電話をかけ訪問し続けます。閉ざした人に開いてもらうには本気でまっすぐ向き合わないといけない。それは痛いほどよく分かっていますがヒト対ヒトのこといつもいつもできる訳ではないと思います。また、家族関係にも立ち入らなければならない。重い、深い仕事です。自分の仕事への志を見直すきっかけになる本です。