生きていくためのお仕事との関係
乳がんの診断が下りた日の翌日、職場の直属の上司に報告しました。職場に上司がいるということにまず感謝します。自分が支店の管理者だと報告する相手が本店の人事課しかなく休職する場合も迷惑をかけるのではと躊躇します。そう考えると、不在中も管理者が別にいるので、直属の上司がいる環境にまず感謝です。上司は、自分の体調を優先するよういたわってくれました。私の職場は全国転勤があり、実際私も5つの拠点で勤務を経験しています。上司は検査結果が出る翌日には声をかけてくれる方で大変ありがたいと思っています。ちなみに私が乳がんで休暇を取ったのは、以下の通りです。年次有給休暇をあまりとったことがなかったので、活用しました。・乳癌の診断を受けた日(年次有給休暇)・検査2日(職場の就業規則による病気休暇)・検査結果の確認(年次有給休暇)・入院期間5日のうち土曜を除いた4日(職場の就業規則による病気休暇)・退院後の自宅療養4日(職場の夏季休暇等)・手術後の通院(年次有給休暇)私の職場では、子供がいる方、親の介護がある方は優先的に転勤を免れていますが自身がガンなどの病気の場合に転勤を猶予する規定はありません。全国転勤の職場で、50代の私がいつまでは配慮してもらえるのでしょうか。これに関しては不安しかありません。メンタルや体調に不安も持ちつつ、職場復帰しています。できれば手術した病院で経過観察しながら10年間の治療ができればと心から思います。