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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

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カタリナnote

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2006/10/20
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■■
■■薔薇十字会と聖杯騎士団って・・・


軽い憂鬱の気散じに、あれやこれやと引っ張り出して読み耽る読書の秋。
20年ぶりに『野ウサギの走り』(中沢新一著)、を読み直していたら
これが面白い。「聖杯を探求するタンタン」というイブ・クラインのことを
書いた章で、シュタイナーに出会えました。
『薔薇十字会の神智学』(西川隆範訳)からの引用が絶妙なのです。

たしかにクラインブルーは不思議な魅力にみちていましたからね。

あと、旧約聖書の出エジプトやモーセに関するところと、ソレルスの
カトリシズムやユダヤ教への変節ぶりにふりまわされて云々というところとかね。

中学生の頃、「黄金の夜明け団」の導師と弟子候補の手紙のやり取りを綴った
本を見つけとても興味を惹かれたものでしたが、その続編と思われる『魔法修行』
(W.E.バトラー著大沼忠弘訳)が本棚から出てきて、アントロポゾフィーの先輩
から受けた、内的人間形成のためのアドヴァイスと共通するところが、思いの
ほか多いのにびっくり(あるいは当然?)

シュタイナーとクリスティアン・ローゼンクロイツとのスピリチュアルな関係は
本に沢山書かれているとおりですが、昨日数冊読み耽って改めてわかったのが、
薔薇十字会はアトランティス崩壊後の地球の、南北を走るエリヤ-ヨハネ-ラファ
エル的キリスト教の流れと、アーサー王と円卓の騎士や聖杯王パルティファルと
聖杯の騎士団といった東西の霊的流れを統合したものなのだというのです。
そのクロスした地点に、
アントロポゾフィー運動の本拠地があるという訳なのですが・・・。

聖杯の探求は『ダ・ヴィンチ・コード』の爆発的ヒット以来まだまだ続きそうな
気配ですね。

小社の 『聖杯の探求-キリストと神霊世界』 もおすすめです。
それにしても、世界のあちこちに薔薇十字団というのはあるのですね。内容もきっと
さまざまなのでしょう。
(江口之隆さんのHP、http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/rclamen.htm
ここの記述は笑えました。)

ベジャールの20世紀バレエ団への憧れも秘めた、21世紀聖杯騎士団なるものを、
この埼玉県北部利根川べりの地にも創ってみようかしら・・・・

利根川





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Last updated  2006/10/21 12:06:39 PM



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