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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

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カタリナnote

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2007/01/02
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カテゴリ:from スタッフ
■■■A Happy New Year !■■■

 今年もイザラ書房をどうぞ宜しくお願いいたします。


イザラ書房のスタッフとなって、もうすぐ2年になろうとしています。

シュタイナー教育を、人智学の基本的な考え方を、もう少し早くに知っていたら、自分の子育てもまた違っていたかも知れないと、つくづく感じます。

ですが、これもまたご縁なので、この時期にこういった形でシュタイナーに出会えたのも、また、意味あることなのでしょう。

今、世間はスピリチュアル・ブームとかで、TVや雑誌、色々な媒体で色々な人が色々なことを言い、書いています。

先日、たまたま江原啓之さんがTVで相談者の方に「それは、自意識過剰ですよ。何でもかんでも霊の仕業に結びつけずに・・・」と優しくおっしゃり、自分の心のありかたや、捉え方、日々の生活を大事にすること等、お話されていました。

昨年、出席した五木寛之さんの講演会でも「気持ちが落ち込んだ時に大切なのは、心療内科に行って処方箋をもらうことより先に、まず、この愁(憂)いがどこから来ているのか、また何故このように憂鬱になるのか、よく自分の心の暗闇を覗き込むことではないだろうか」というお話をされていました。

「戦後、明るいこと、前向きな思考のみがもてはやされてきたけれど、果たしてそうだろうか?明治までの文化人は好んで『暗愁』という言葉を使った・・・
どこから来るのかわからないけれど、なぜかやって来る愁い。
そういった暗い部分も自分の一部なのだから、自分の中から排斥しようとせずに、ちゃんと向かい合ったらどうだろうか・・」と。

シュタイナーというと、どうしてもスピリチュアルな部分に目が行ってしまいがちですが、シュタイナーこそ、地に足を着けて、冷静に物事を見なさいと言っているのですね。

自分の心の深遠を覗き、因果応報で起こっていることを認識し、そして現実を大事にする。

それは、シュタイナーじゃなくても、色々なところで色々な人が色々な形で言っている事で・・・だけど、その簡単なことがムズカシイ・・・とつくづく感じます。

まずは、年頭に

「ありきたりなことが真面目に行われているからこそ、人間のエネルギーは作り出されるのだろう。」

という、リリー・フランキーさんの「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の中の一文を心に刻みました。





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Last updated  2007/01/02 05:54:36 PM
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