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■ゲーテ的自然観からシュタイナーの宇宙的・霊的世界観へ -講師 ダニエル・モロー 【英語通訳つき】 このセミナーは1921年5月6日~8日、ゲーテアヌムで画家達のために行われ た3つの色彩講義(「色彩の本質」)と、1914年~1923年に様々な形で行わ れた9つの色彩講義(「色彩の秘密」)を含め、全12のシュタイナーによる色彩講 義を取り上げます。 ゲーテの自然観に基づく色彩論を土台とし、さらに アントロポゾフィーの 精神科学的世界観を背景として、色彩の宇宙的法則にまで言及しようとした、 シュタイナーの壮大で深遠な色彩論を理解する助けとなるセミナーにしたいと 思います。 ●参加者の皆様へ● その日の講座の章を、事前に読んできて下さい。 皆様からの質問が出発点となり、セミナーは組み立てられていきます。 理解を助けるための絵画実習は、もう一つの柱です。 皆様の熱意あるご参加をお待ちしています。 参考図書:『色彩の本質』高橋巌訳、 『色彩の本質◎色彩の秘密』西川隆範訳 ーイザラ書房 場 所 : 楠の木学園(JR横浜線小机駅より徒歩3分) 横浜市港北区小机町2482-1 Tel:045-473-7880(代表) 〔行き方〕:駅改札口を出たら右に曲がって階段を降り、駅前ロータリー を右の方へ進んでください。地区センターの向かい左手に、学園の看 板が見えてきます。なお小机駅には快速は止まりません。 日 程 :2007年5月~2008年5月 (原則として第3日曜日を予定) 全12回 10:00~17:00* *講座は午後4時に終了し、その後自由参加による質疑応答を予定。 参加費 : 各10,000円 早期一括割引* 全12回 100,000円 6回 50,000円 × 2 *お振込みいただいた受講費は、返却できませんのでご了承下さい。 【講師紹介】 ダニエル・モロー(Daniel Moreau) 1948年パリ生まれ。画家、ゲーテ科学研究者、教育者。ドイツに移住後、アート セラピー、ヴァルドルフ学校の美術講師、大人のための絵画教育を通じてアントロポ ゾフィーを探究。 多くの国々で独自のワークショップを開催する。2005年9月 より日本に移住し、創作と教育、各種ワークショップを開催。 著書:「光が形態を創造する」「カラーストーリーえほん?ひかりの木」(青い林檎 社+イザラ書房) 【申し込み/問合せ先】 はじかの ひろみ roadhaus@pd6.so-net.ne.jp Fax.045-623-7739 宮川 順子 mi-ya@xb4.so-net.ne.jp *************************************************************************** 全12回のセミナーは、ルドルフ・シュタイナーの色彩論講義とその展開を、 日本語訳「色彩の本質」と「色彩の秘密」に記載されている講義の順番にしたがって たどっていきます。 なお下記の日程は変更になることもありますのでご了承ください。 ............................................................................ 2007年5月20日(日) 【「色彩の本質」から≪色彩体験と四つの像の色≫】 第1回: 「色彩存在について」 1921年5月6日の講義録より アントロポゾフィーの新しい概念として、<像の色>という考え方はなぜ 重要なのか。 2007年6月17日(日) 【「色彩の本質」から≪色彩の像と輝き≫】 第2回: 「<像の色>と<輝きの色>」 1921年5月7日の講義録より シュタイナーの色相環における新たな側面。 2007年7月15日(日) 【「色彩の本質」から≪色彩と物質-色から描く》】 第3回: 「色彩の月の性質と太陽の性質」 1921年5月8日の講義録より 自然界に対する月と太陽の性質の関係。セザンヌとジョーレンスキー。 2007年9月 2日(日) 【「色彩の秘密」から≪色彩世界と音響世界の体験≫】 第4回: 「未来の芸術の新たな課題」 1915年1月1日の講義録より <創作と模倣>。絵画芸術の未来。現象学がいかに心理学へと高まってい くのか、というシュタイナーの考え方。色彩と音楽における<間>。 2007年10月21日(日)【「色彩の秘密」から≪光と闇≫】 第5回: 「光と闇」 1920年12月5日の講義録より 色彩の宇宙的父母。ゲーテからシュタイナーへ。色相環の漸進的変化と両極性。 2007年11月18日(日)【「色彩の秘密」から≪光のなかの生命と重さのなかの生命≫】 第6回: 「軽さと重さ: 宇宙の二つの力」 1920年12月10日の講義録より 色彩と物質のなぞ。 2007年12月16日(日)【「色彩の秘密」から≪色彩と健康≫】 第7回: 「私達の外観に関わる色彩の影響」 1923年2月21日の講義録より 血と神経。人間の(意識の)発達と関連する新しい色相環。 2008年1月20日(日) 【「色彩の秘密」から≪空間遠近法から色彩遠近法へ≫】 第8回: 「色彩の遠近と空間の遠近」 1923年6月2日の講義録より 絵画やその他の芸術に関わる色彩の霊的性質について。 2008年2月17日(日) 【「色彩の秘密」から≪絵画における精神的なものと精神的でないもの≫】 第9回: 「芸術存在」 1923年6月9日の講義録より 芸術において考慮されるべき事柄。デッサン(素描)の克服とは 何を意味するのか? 作品を展示するということについて。 2008年3月16日(日) 【「色彩の秘密」から≪重さのない色彩≫】 第10回:「霊的な観点から眺めるとき、ルネッサンスにおいて何が起きたのか?」 1923年7月29日の講義録より 人間の文化の理想。芸術は美と関わるものなのか? 2008年4月20日(日) 【「色彩の秘密」から≪色彩の創造的世界≫】 第11回:「色彩世界における動きと遠近」 1914年7月26日の講義録より 赤と青の間の色彩遠近。形態の<誕生>。今日の芸術が抱える難題。 2008年5月18日(日) 【「色彩の秘密」から≪霊的存在と虹≫】 第12回: 「宇宙の進化と虹」 1924年1月4日の講義録より ゲーテ的な色彩の理解。虹にはどんな存在が生きているのか?美の使命。 ******************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/11 12:49:33 PM
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