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カテゴリ:エッセイ 後書き お知らせ
今年は素敵なことに季節の大切な節目で、お釈迦さまとイエス様がコンジャンクション
しています。 12月8日、明けの明星が輝くころ釈尊がさとりを開いたという故事にちなみ、 禅宗のお寺では臘八摂心という集中坐禅会が、今月1日あるいは4日から始まり、8日まで 連続して行われます。 またこの時期に合わせたかのように深夜連続して、NHK総合では『にっぽん心の仏像』という 番組を放送していますが、とてもよい内容のもので長い坐禅会の励みとなっています。 キリスト教会のほうでは待降節(アドベント)が今年は12月2日から始まりました。 (~東方教会の暦に関しては私の知識はまったく足りません) すこし遡りますと、移動祝日のイースターは、今年は4月8日の花祭り(お釈迦さまの誕生日) と重なり、文殊菩薩に守護された新しい智慧の扉がまた一つ開かれたような感慨に包まれた ことを、鮮明に覚えています。 先月ようやく刊行できました『ベーシッック・シュタイナー』の、表には出ないエンジン部分では、 しっかりこの宇宙的恩恵をいただいており、お蔭様で結果好評のようです。 修道を志す者にとっては難しいテキストを読み解くことも大切ですし、日々の生活を身体的、 心的、霊的健康を保ちつつ過ごすこともまた大切で難しいことですね。 先達や諸先輩から頂く細々とした配慮や助言が自分をいかに活かせしめ守っているか、 痺れつつも坐り続けているとふんわりとした真綿にくるまれているような心地よさを覚える ここ数日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/07 01:35:10 AM
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