「千年の水紋~常世の水 白比丘尼抄の新しいヴァリエーション」
夢枕漠原作 岡野玲子『陰陽師 白比丘尼』 (白泉社)より
~短歌・舞・笙による共鳴のパフォーマンス~
現代の歌と古の伝説の舞・楽の音が出会う時
2008年12月14日(日)15:30~16:30(開場15:00)
濤々会 堀の内能舞台 2,500円(茶菓子付)
【常世の水:白比丘尼抄について】
むかし、永遠の若さを与えられてしまった一人の若い女がありました。世のものが過ぎ去っていっても、女一人は変わることのないままです。一人の身に余るいのちを抱えて女は生き続けました。人と生きものの、切ない願いを容れるうつわとなって、何百年も世を渡りました。やがて老いることない若さは、深い深い白い悲しみとなって、女の中に積もっていきました。解き放たれる時を、与えつくすことをひたすらに望みながら…。
****
今回の「千年の水紋」は、前作「常世の水 白比丘尼抄」で実験的に行いました声・舞・笙の3者によるコラボレーションを少し変化させ、現代歌人の北久保まりこ氏による短歌朗読を新たに試みます。
●短歌朗読~北久保まりこ http://tanka.kitakubo.com
舞(オイリュトミー)~秦理絵
笙~田島和枝/伶楽舎所属 http://tajimakazue.jp
●申込 お問い合わせ:秦 hata0103@ab.auone-net.jp
:北久保 tanka@kitakubo.com fax.0422-46-5261
●会場 〒166-0013 杉並区堀の内3-33-12 濤々会 堀の内能舞台
東京メトロ丸の内線「新高円寺」/当日お問い合わせ先090-9245-6860