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娘の通う小学校は、英国の普通の公立にしては宿題が多い。毎週金曜日に4種類の宿題が出されるのだが、プリントに問題が書いてあって解答を埋めていくのではなく「自分で考えて、自分で選んで、自分で集めて、自分で作り上げる」ような形になっている。
つまり、テキトーにやっつけようと思えば1時間で完了。親子で話し合いながら納得のいく出来を目指すなら、数日かかってやっと仕上げる。で、うちは後者のほう。私は楽しんでやってるけど、共働き家庭とかどうしてるのか。自分で出された課題が読める子供はなんとかするかもしれないが、Year1、2の子供は絶対に大人の助けが必要となる。 他の人たちはどうしてるのかな~と思ってたら、宿題の進め方についての説明会があったので、参加してきました。校長先生を囲んでの会に出席したのは、10数名のママ達。3分の1は外国人。そしたら、出るわ、出るわ、クレームが出てます。 「宿題の出し方は創意工夫に溢れていて素晴らしいと思うが、手伝う親は大変」 「忙しくて宿題に付き合ってやれない場合、他の子供との出来に差が出てくるのでは」 「働いている親には、大変すぎる」 「金曜日に宿題が出されて水曜日に提出。週末を家族でゆっくり過ごしたら 締め切りまでに時間がなくてプレッシャーが多い」 「プリント問題にして、子供だけでできる宿題を多くしてほしい」 「学校での勉強を多くして、宿題を減らせばいいのでは」 あー、やっぱりなぁ・・。というか、普段おっとりそうに見えるママ達がはっきりと意見を言う姿に驚きました。ベルギーから来て5ヶ月、そういう場面に出くわしたことがほぼなかったし。で、それに対する校長先生の回答はよくわかんなかったけど、とにかくこの学校はこういう方針を貫くので、保護者の皆さんよろしく!!ということだったらしい。その後、しばらくの沈黙が流れ、説明会は終了。夜の部は午後7時から。働いている親御さんが中心となるので、もっと熱い話し合いが繰り広げられるかもしれません。 上の意見を改めて見ると、自分がラクしたいだけでは?と思う部分もあるのだが。時間配分がどうこうより、親子で何かを作り上げるのが苦手な人もいるだろう。子供の宿題に付き合うより、台所と風呂場の掃除を完了させるほうが重要な主婦のほうが多いかも(←逆に私も見習うべきか)。 ブリュッセルのように、学校でエチュード(週2回ほど放課後に残って宿題をする教室)や地域の施設で宿題を手伝ってくれるところは、ない。いや、あったところで手伝える内容じゃないが。高いお金を出して入学を決めた私立ならまだしも、公立でこれは辛いと思っている人って意外に多いんだなと知るきっかけになりました。うん、面白かった。私は今までどおりで宿題やるけどね。 来週の水曜日はクリスマス発表会、木曜日は国際お料理持ち寄りパーティ。まだだま学校行事は続きます。チョビの幼稚園も何かあったような気がする(←ちゃんと手紙を読みましょう)。ではでは! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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