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先日、けいきーさんのブログへのコメントでちびっと書かせていただいたのだが、我が家は毎日のパンに困っている。私と子供達は平気なのだが、フランス人の夫がかなり辛いらしい(でも英国生活を決めたのは奴だ)。
もう何件のパン屋、何種類のパンを試したことであろうか。町のパン屋はもちろん、モーリッソン、センズベリー、サマーフィールズの大手スーパーの店内ベーカリーで焼いているパン。チェーン店グレッグスのパン。袋入りのパンも試してみた。なかには、なかなか美味しいものもあるんだが・・・いや、彼に言わせるとパンじゃない。 この国にはPainはなく、Breadしかないらしい。 まぁ、そもそも粉が違うしなぁ。日本の小麦粉のように、英国の小麦粉も大陸のそれよりグルテンが多く含まれている。フランスの強力粉にグルテンを添加すれば、日本風(英国風)のふわふわパンを焼くことができるが、逆は難しいだろう。 つまり、日本人にとってタイ米しかないような状態ですな。どんだけ美味しく炊けたって、米の種類が違うのと同じようなもん。 県内にPAULのパン屋がないかネットで検索してみた。うーん、ロンドンとその近郊しかないなぁ。コティディアンもないしなー、これもロンドンだ。うっうっ、どうせ地方都市よぉ。英国版EXKIのプレ・タ・モンジェのパンはどうかな。今度、買ってみようか。でも、こっち在住の他のフランス人はどうしてるんでしょうか。で、聞き込み調査をしてみました。 夫の同僚A君。 「本物のPainは、ないよー。とっとと諦めて、芋を喰いな。」 娘の小学校、唯一のフランス人ママ 「この近くだったら、クープのブランジュリーのパンが一番フランスに近いわ。M地区のクープって、知ってる?坂を上ったところで・・・そう、そのあたり。クロワッサンもいけるわよ。でも、午前11時までに買わないと売り切れちゃうから。あとは、遠いけれどクロワッサン・ドールってところね。」 おおっ、クープなんてパン屋があるなんて知らなかった!!やっぱり食事のことは女性に聞くに限る。ありがとう、アメリちゃんのママン!!!クープって名前が、デザートっぽくて美味しそうな感じだわ。よしよし明日にでも行ってみよう!! ・・・で、行ってみた。 La Coupeではなく、CO-OPだった(爆)。 そうだった、フランス人はジャスコをジュスコって言う。コープ、つまり生協のベーカリーコーナー。実は、すでにバゲットを試したことある。そのときは、運悪く・・本当に運が悪くて生焼けの生地の塊が夫の口に入ってしまい、それを噛んでしまった彼はトイレに駆け込んで嘔吐してしまったのだ。すべてを吐いたあと、ぐったりしながら「GBのパンが食べたい・・・」とつぶやいた彼。夫よ・・今はGBではなく、カルフールって名前に変わってるんだよ・・(たぶん)。 今後、わたしらに残された道は・・ (1)ダメもとでHBを買って自分で焼いてみる。 (2)朝食をシリアルか和食のみとする。 (3)ヨーロッパ大陸のどこかに引っ越す この中で一番簡単なのって、(3)?って思うようになった自分が怖い。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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