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カテゴリ:身近な出来事
秋空の下で稲の刈り入れが始まった。 6月。水が張られた田に植えられた小さな苗は、わずか五ヶ月で黄金に実って秋風にも重そうに頭を揺らす。 ここに来るまで、田を潤す水の管理は大変だっただろうな。 雨が降らなければやきもきするし、たまに強い雨が降ると生育途中の稲が水没してしまう。 ぼくは広がる稲の間を走る農道を常々愛用させてもらっているのだけど、通るたびに流れる用水の水音や、日に日に背が高くなる稲の姿を楽しませてもらってた。 今、刈り取られていく稲たち。このあたりの農家はほとんどが兼業だろう。 週末を利用して、一気に刈っていく。この金土日を逃して来週となってしまうと、稲は育ちすぎ、重いアタマも軽くなってきてしまうのかもしれない。 刈り取られたあとの、株だけ残った土壌が着々と広がっていく。黄金色の稲が姿を消すのももう間近だ。 もうすぐ、ぼくの農道ドライブもひと段落。 田んぼが来年の田起こしが始まるまでの休息に入る頃には、秋風は爽やかさに冷たさを加えていく。 晩秋の田んぼを走るのも、また爽快なんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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