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カテゴリ:身近な出来事
地震が起こってから、よく耳にし始めた言葉。 原発の事故が明らかになってからは、もっとよく出てくるようになった言葉。 地震と津波の天災はまだしも、原発の事故という人災にこの言葉を使っていいのかな? 想定外を想定し、万全の準備をしているからこそ、「原子力は安全だ」と言い続けてきたのではないのかな? 人智は自然に及ばないということは事前の事実だとぼくなんかは思うのだけど、自然を管理できるという前提で原子力発電は推進されてきた。 ぼくらが使っている電力のすでに30パーセントは原子力によってもたらされているのだと言う。 便利さ、快適さ、経済的な繁栄が三割減ってもいいから、原発は The End としないとアカンのではないのかな? 情報を得るぼくらは、馴染みのない図面や聞いたことのない単位の増減にオロオロしないってことも大切だよね。 原子炉は地震で緊急停止し、今は稼働していない。とういうことは、原子炉が動き続け、暴走したチェルノブイリの時とは違うということ。 拡散している放射性物質の量も日常生活にまったく支障のない程度だということ(もちろん、原発近くに住む人は状況が明らかになるまで避難する必要がある)。 だから、平静に、平穏に。 テレビはじめマスコミは最悪を語らざるを得ないし、意図的にあおるきらいもあるけれど、ぼくらが買い出し買い占めに走る必要はない。 もちろんこれは、東京電力、そして政府が本当の情報を出しているということが大前提。この大前提が信頼できないってところが情けない。 東京電力はこれまで何度も起こった事故では、事実を隠そうという姿勢が露骨だった。そうした姿勢が、こんな大事故に際して、おのれの言葉を信じてもらえない状況を招いてしまってる。自業自得だけど、その自業自得に他人を巻き込んでしまう仕事をしていることを肝に銘じて欲しいな。 他人のことは言えないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.16 11:14:41
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