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カテゴリ:身近な出来事
原発の人災は次から次へと想定外の事態が起こり、いつになれば終息するのか「神のみぞ知る」領域になってきた。 しかし素人目には「?」の部分が多々ある。 使い済み燃料棒を冷やすために自衛隊や消防庁の人たちが被曝の危険を冒しながら放水を続けた。 冷却プールの容量以上の海水などを振りかけたそうだけど、それがすべてプールに入ったわけじゃないだろう。 プールに入らなかった水、溢れた水は、いったいどこに行くのかな? 消えてなくなるわけじゃないから、どこかに溜まるか、海に流れるしかないだろうというのが素人の思い。 建て屋の中はすでに汚染されているのだから、そこを通った水もまた汚染されているだろう。 それが海に流れ出せば、海も汚染されることになる、というのが素人の思い。 隣にある建物から原子炉内よりもはるかに高い値の放射能が測定されたという。 でも、原子炉格納容器の破損は既に事実として認知されているはずだし、格納容器が破損するほどの地震の揺れ、または水素爆発ならは、原子炉から出ている数多くのパイプもどこか破損していてもおかしくない、というのが素人の思い。 素人の思いはまだまだあるのだけど、こんなこと、現場では既に予測していたことじゃないのかな? 想定外のことばかり巻き起こっているかのように発表されるけど、原子炉の冷却システムがパーになった時点ですべて想定内となってるんじゃないのかな? 対応が後手後手にまわるのも「想定内」。 燃料棒が溶け始めた時点でほんとは「お手上げ」だというのも想定内じゃないのかな。 現場の人の劣悪な作業環境が報道されてた。 知人に、東京電力が言うところの「協力会社」の人がいる。 原発に携わる会社に就職するというのを、やめろよと言ったのはもう30年前のこと。定年まで、各地の原発をまわることになると言ってた。 彼は、今、どこで、この出来事を見ているんだろう? どんな思いでいるんだろう? きいてみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 19:24:22
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