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カテゴリ:身近な出来事
今年最後の夜もふけつつある。 コタツに入り、みかんをむきながら、紅白や裏番組などを行きつ戻りつ、除夜の鐘が響いてくる頃にはふとんにもぐり込むだろう。 今年は忘れがたい年になってしまったね。 あの地震が起きた時間、ぼくは沖縄の局の編集室にいた。 そこへ、高校時代の友人から「あいつは大丈夫か?!」と興奮した電話が入る。 「は?」…なに言ってんのかね、このオヤジは?って思ったら、 「地震で東北がガタガタだぞ!」 編集室を出ると、局員誰もが呆然とモニターを見つめてた。農土を巻き込んで真っ黒となった海水が、家を、畑を、次々と飲み込む。 声もないって、あの時のことかな。このまま編集を続けていいものやら、心の中がちょっとウロウロしたな。 そして、原発の事故。 危機管理に「想定外」という言葉があんなに頻繁に使われる場合があることを知った。 もういいよ、ごまかしは。実施を前提とした試算もいらない。 誰もが求めるのは、穏やかな暮らし。それが生きる基礎だから。 早く年が明けないかな。 まったりゆったり、優しい陽射しに癒される日々が訪れますように。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さてさて、赤と白の歌合戦。ときどき他局へ抜けたけど、レディ・ガガも見た、少女時代も見た。あ、和田アキ子さんもユーミンも見たな。 200人強に増殖したというAKB48は見逃した。 嵐も、TOKIOも、きよし君も見た。郷ひろみさんは元気だったけど、ちょっと息があがっていたな。 マー君がマイクのコードを踏んでいて、大竹しのぶさんに叱られるシーンも見た。 紅白のステージは、華やかで艶やかで、PerfumeもKARAも嵐の5人も、登場する人たちはかわいいけれど、歌手としての個々人のオーラのようなモノで勝負するシーンが減っていて、見ていてあまりスリリングではない。 裏番組の演歌衆も見たけど、歌としての魅力はこちらの勝ちかな。 結果発表の前に、総合司会の阿部アナウンサーがNHKオンデマンドの宣伝をしたのには白けたね。 なにはともあれ、紅白にも白黒がついた。 風呂にも入った、歯も磨いた。 新年を迎える準備は整った。 新しい太陽が昇るまで、ふとんでまったり、癒されよう。 おやすみなさい。いいお年を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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