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カテゴリ:身近な出来事
新年三日目、きょうは散髪。思い返せば、去年もそうだったみたい。 美容師さんが頭をマッサージしてくれながら、「ずいぶん凝ってますねぇ」。 アタマの皮も凝るんだと何かで読んだことがある。頭痛の多くはアタマの中じゃなく、アタマの皮の凝りに原因があるらしいとも。 ぼくは頭痛持ちじゃないし、今も別に頭が痛いわけじゃないけど、凝ってる凝ってると言われると「そうかなのかなぁ…」とも思う。 頭を両手のひらでグイグイグイと挟まれながら、ぼくは3、4年前のことを思い出した。 お袋の知人が訪ねてきたときのこと。 ぼくも小さいころから知っているおばさんだったけど、気功かカイロプラクティックだか忘れたが、「身体の声を聞く」のが得意だということをそのとき知った。 帰り間際、そのおばさんが、ぼくの体をみてやると言う。 ごろんとうつぶせになったぼくの背中にまわったおばさんは、ぼくの頭を手でつかむなり、 「わぁ、××ちゃん、パンパンやん!」 それから、「わぁ!」とか「きゃぁ!」とか「かわいそう!」などと声をあげつつ、頭から首、肩、背中と触れていく。 で、ふくらはぎから足首へと進んで身体の声を聞き終わり、さて診断というそのときに、 「あ、電車に間に合わん! ××ちゃん、次に来たとき、ちゃんとみてやるけんね」 と言って、タクシーで風のように去っていった。 残されたぼくは「?」の嵐。 本人はなんともないのだけれど、身体の声が聞こえる人には代わりに悲鳴をあげざるを得ないくらいに、ぼくの身体は痛んでいるんだろうか? 何が、どうだから、ぼくの頭はパンパンなんだろう? 次の機会はまだ来ないんだよね。 ま、いまだになんともないから平気ではあるのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.03 21:26:51
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