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カテゴリ:身近な出来事
去年の4月末くらいから、食事の時に「ひとくち30回」を励行している。 時に忘れるけど。 口に入れたモノは、ひとくちあたり30回噛む。それだけ。 ぼくがやり始めたきっかけは、この「ひとくち30回」をきちんと守った人がダイエットに成功したという話を、テレビで見たか、雑誌で読んだかしたから。 その人は「ひとくち30回」を続けるだけで数十キロやせたそうだ。こりゃ、ダイエットじゃなくて減量だね。 ぼくは格別太っているわけではないのだが、健康診断を受けると必ず「高脂血症で悪玉コレステロールが多いですね。動物性脂肪とアルコールのとりすぎですよ」とお医者サマから言われる。 お言葉ですけど、肉は鶏を中心にたまに豚(牛はめったに食さず)を週に多くて3、4回で、意識的に魚を食べておりますし、野菜だってぼくの年代の中年男に比べれば格段にとっております。 アルコールは仕事で県外の際はお付き合いもあって飲むけど、それは多くてせいぜい年に10回。普段は一滴も飲みませんです。 タバコだって四半世紀以上前にやめましたぜ。 でも、お医者サマは「生活習慣病」って言うんだよなぁ。 体質なのかね? もう老境も残り少ないであろうばぁさまも、粗食にかかわらずコレステロール過多だから。 遺伝だね。 でも、そうも言っておれないし、かと言って菜食主義者になるつもりもなければ、体を動かすことに熱を入れるつもりもない。 どうしようかな~? と思っていたときに耳に(目に)したて「これだ!」と思ったのが「ひとくち30回」というわけ。 「ひとくち30回」=「30回噛んで、飲み込みゃいいんだろ?」 と、思うなかれ。これが結構難しい。 口の中に多めに放り込んでしまうと30回ではそしゃくしきれないし、少なすぎると何を食っても同じ味になってしまう。 30回噛むことで十二分に消化を助け、かつ食事の味を舌の上に残せる量をお箸でサッとつかむのがとっても難しい。 50回以上噛まなければ飲み込めないときがあるかと思えば、10数回噛めば影も形もなくなるモノもある。ま、後者はそれでいいのかも、だけど。 上にあげた「ひとくち30回」で数十キロやせた人は、ひとくち毎に噛んだ回数をノートにつけていったんだそうな。 で、最初は回数がばらばら(当然だわね)だったのが回を追う毎に均一化していき、ついにはほぼ確実に「30回」となる分量の「ひとくち」を口に放り込めるようになったんだそうな。 執念だね。 でも、ぼくも高脂血症や悪玉コレステロールが解消したかどうかはわからないけれど、「ひとくち30回」を続けるうちに5キロ近くやせている。 多少のスリム化の効果はあるみたい。 ここんとこ、気を抜くと「あ」と思ったときにはすっかり忘れていて、ガバと食ったりしてる。 いかん、いかん。 もうちょっと続けるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.07 21:26:23
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