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地域の活動に力を入れている知人がいる。その彼が会長を務める団体が地域興しの一環として落語の独演会を開くというので馳せ参じた。 高速も使って1時間半。会場の駐車場に着くと「ほとんどいっぱいなんで、一番奥でもいいですか?」と係の人。 なるほど、一番奥の奧、側溝の脇だ。車の向きを変えようと、ぐるり、右にターンしたら、ガックン!、車体の左前が落ち沈む。瞬間、「あ〜、やっちまった!」。 側溝に落輪・・・。ちゃんと蓋がしてあるのを確認したのにぃっ! 降りて見てみると、落輪した先が蓋3枚分くらいオープンだった。見落としたのね・・・。 こりゃぁ、JAFの出番だわ・・・と思っていたら、近くにいた男性陣6、7人がわらわらとやってきて、みんなでヨイショ!と持ち上げて、元に戻してくれた。 ありがとうございます、助かりました。 人間って、たくさん集まると力持ちぃ! 車に傷もなく、助かりましたわ、ほんと。 落語独演会は、三遊亭竜楽師匠。中央大学法学部卒業という変わり種。 竜楽師匠の詳しいプロフィールは、こちら。 テレビではあまりお馴染みではないけれど、その実力はもちろん、活動力もピカイチ。テレビで見ないから活躍してないなんて思いがちだけど、テレビなんてほんの一面だもんな。 外国語での落語に取り組んでいる師匠。以前、お菓子のルーツを探る番組でパティシエの辻口さんと共にポルトガルを旅していただいた際には、現地でポルトガル語の落語に挑戦。 お菓子屋さんの一角に急遽あつらえた高座でやった演目は「ちりとてちん」。腐った豆腐を美味なる逸品と知ったかぶりして食べるところが笑いどころだけど、そこで地元の人たちはしっかり笑う。 言葉もさることながら、見事な身振り手振り顔振り。ポルトガルの若い女性がゲハゲハ笑っているのがおもしろかったっけ。 で、今日の高座は二話。あいにく知らない演目だったけど、休憩をはさんでおよそ2時間、楽しませていただきました。 師匠、そして落輪から救出していただいた佐賀は牛津の町の皆さま、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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