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1月2日。
14時ごろ、面会に。入院の際に持参した赤いパジャマに着替えていた母は、ぼくの顔を見て「あら」と言った。 その「あら」は、意外な人物が来たという「あら」なのか、今までどこに言ってたの?という「あら」なのか。母の興味は「あら」からすぐ離れてしまうので、判然としない。 でも、母の意識の中には何かしらぼくの姿があるのだろう。それが息子としてなのか、どこかで見たことのある人なのか、それはぼくには、そして恐らく母にも、分からないのだろうけど。 ロッカーを開くと、洗濯物が。入院して五日目にして初めて洗濯物が出た。それまでは、入院したときの姿そのままに、ベッドでジッとしていたことになる。 まぁ、パジャマの上にトレーナー姿だったから、それはそれでいいのかも。 ベッドの上の簡易テーブルには、介護士さんがチェックしてくれてるのだろう、家から持参してきて欲しいモノの表が貼られていた。 見てみると、ティッシュなどの他に、タオルや石けん、リンスにシャンプーなどなど。 お風呂に入れようとしてくれているのかも。 まだ少し熱がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.03 22:34:54
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