ゆるゆる、老い。
昨日、今日と出張で宮崎。あったかだけど、夜はちょっとひんやり。昨日、叔父とその娘、ぼくにとっては従姉妹がふたりで母の見舞いに来てくれたそう。姉が言うには、母は熱があってアイスノンを使っているものの賢そうな表情でふたりを迎えたとか。倒れてすぐに来てくれて以来の面会。その時の母は、目を開くこともなく、ひたすらくーくー眠っているだけ。でも、昨日の母は、言葉は発しないし、意思の疎通はとれないものの、目はパッチリ開いて表情も少しあったので、叔父と従姉妹はとても喜んでくれたとか。母は、ことに従姉妹の顔をじっと見つめていたらしい。「見覚えがあるなぁ」と思っていたのかも。母の妹の叔母は圧迫骨折の影響で同行できなかったそうだ。残念だっただろうな。歳を重ねると、体も傷んでくる。それがゆるゆるとやってくのか、どかんと一気に訪れるのかは人それぞれで違うのだろう。しかし、ホテルのベッドで寝ていると、なんだか体が痛くなってくる。ゆるゆる、老い、かな。