未知の世界
今日は、仕事が速く終わったので、寄り道せず まっすぐ家に帰り、娘と2人で 畑に向かいました。娘は慣れた手つきで、長いホースを一番端の私たちが借りた畑まで運び、進んで水やりしてくれました。そして雑草も抜いてくれました。昨日、東西に高低差があるのに気づき、畝を平らにスコップで整備したせいか、さつまいもがいきいきしていました。ミニトマトの実が、昨日は3個だったのが、今日は5個に増えていました。枝豆も、茎が目に見えて伸びていました。オクラは、やっぱり元気が無くしおれぎみ。期待薄です。帰りに、明石大橋が見えるレストランで食事をしました。今、彼女がはまっている小説「ナルニア国物語」の話になり、彼女は、4年生の時に読んだ「はりねずみのルーチカ」を読んだ時から、物語の情景が手に取るように浮かび、物語の中へと入っていけるようになったというんです。本の中の登場人物とまるで本当に会話できるかのように吸い込まれてゆくのだとか。そして、例えば、図書の時間に読書をしていますと、先生に「さあ、教室に戻りましょう!」と、声を掛けられると、本の中の主人公が、「さあ、今日はここまで。さあ、行ってらっしゃい。 また会いましょう!」と、本を閉じるように導いてくれるのだとか。もちろん、私も こんな娘の話、最初は信じていませんでしたよ。私との会話を愉快なものにするために造って話しているものだとばかり疑って聴いていました。しかし、身振り手振りで懸命に話す彼女を観ていると、疑う気持ちがだんだん薄れてきまして・・・そして、ついには 私も同じ体験ができないものかとそう 思う気持ちのほうが強くなってきました。同じ体験、経験された方っていらっしゃるかしら?これは、異次元の世界を経験できる人にしか経験できないことなのかしら?とても不思議。とても魅力的。ん?親ばか?そうかもしれません。普通の人には見えないものが 幼少の頃に見えていましたので、ちょっと特殊なのかもしれません。 *ナルニア国物語とは、全7巻からなるお話で 娘が愛読しているのは、全ページフルカラー イラストのハードカバーの小説 映画にもなっている