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カテゴリ:身体と私
私は、今現在の自分の身体が、いままでの人生の中で一番バランスが良く、
そしてまた、一番美しいと感じています。 これって世間一般に言われていることと、ものすごーーーーく乖離しています。 世間一般では、多分10代後半から20代が、一番バランスが良く、 そしてまた、一番美しいと認識されているのではないでしょうか。 ハタチの私は、身長こそ今と同じでしたが、ほとんど10歳みたいな身体でした。顔も。 なかなか人並みに成長しない感じだったのです。いろんな意味で。 身体の成長も、精神も、そして何より経験値が、人並みより10年遅れている・・ ずっとそう感じていました。 そしてその開きが、年と共にどんどん開いて行く感じがしていました。 どんどん“人並み”から取り残されていく感じ・・。 ずっと、バレエやモダンダンスやジャズダンスをやっていたので、 毎晩お風呂上りに、素っ裸を鏡に映してチェックするのは、もはや30年来の習慣なのですが、 本当に少しずつですが、確実に身体の様子は変わり、 今ようやく、私の身体史上、女性として一番バランスが取れた状態・・ まさに“ベストバランス”に到達したのではないかと感じているのです。 もちろん、「衰えた」と感じる機能も多々あります。 お肌とか、しわしわしてきますし、 「バイバイ」すると二の腕はフルフルします。 でも、細胞分裂が活発だった10代、20代の頃には、 精神的機能不全で身体のバランスは今よりよっぽど悪かったと思われるので、 逆に今のほうが健全でバランスが良いと断言できるのです。 フォルムも、私の中では長年、小枝のような、少女バレリーナのような体形が、 一番美しい理想としてきましたが、 ようやく「私」というBODYには、「これがベスト」というフォルムがあることが、 辿り着いてみてようやく納得がいった・・という感じがします。 これがピークで、ここから崩れていくのかもしれません。 どこまで維持できるのか、わかりません。 精神状態も、食事も、生活環境も、いろんなものが、 今がピークで、ここから崩れていくのかもしれません。 なにもかもが、今がピークで、一番美しいのかもしれません。 でも。 世間一般に言われていることは、話半分に聞いておくようにしよう。 自分の感覚を一番信頼してみよう。 「井の中の蛙」や「裸の王様」になるリスクも加味しつつ、 世間一般の尺度に当てはまらないからといって、卑下したり否定したりしないスタンスで、 これからも自分をやっていけたらと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年06月23日 01時02分59秒
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