いずみのほとり

雨上がりの、午前中の空気とかって、素敵ですね。

青空が見えてても、まだ見えてなくても、雨の上がりたてな朝は、
そこらじゅうまだ水滴が滴りまくって水浸しな感じで、
空気も水浸しでひんやりで。

そんな中で、ウグイスなんか鳴いてると、最高です。

“ホーホケキョ”が響く響く。

神様は素敵な鳴き声を作ったなぁ。本当に“ホーホケキョ”って素敵だなぁと思います。

まだウグイスが住める環境に、私も住めていることに感謝します。

（今、澄める　って変換されたW(°o°)w）


片や大雨のせいで、土砂災害や浸水の被害に遭われている方々もおられると思うと、
胸が痛みますが。




先日、「ほぼ日」の「おとなの小論文教室」に初めて遭遇して、

「イカリとむきあう」

というお題が絶賛展開中だったことを知りました。

私が長年、一人コツコツと取り組んできたこの「お題」に、
同じように取り組まれている人々がたくさんおられることを知り、
しかも皆様、素晴らしい叡智で文章にしてくださって、見せてくださっていて、
ものすごーーーく感動しました。

あまりに有り難いので、ここに繋げさせていただきます。

これは私の為に、永久保存版です。

イカリとむきあう
イカリとむきあうー２．感情の代理人
イカリとむきあうー３．読者メール紹介
イカリとむきあうー４．反応の暴力
イカリとむきあうー５．問いを変えろ！



誰かエライ人の「説」とか、勉強で知りえた知識とかではなく、
みんなが、自分の人生の中で、出くわして体感して熟考して・・と向き合ってきた結果、
得られた「気づき」をこの場で分かち合ってくださっているものです。

だからどの文章も、とてもよくわかるし、とても響きます。

いろんな視点がアルし、いろんな考察があって、スゴイなーーーと思います。

４．「反応の暴力」では、

「イカリは、反応の暴力なのだ。」

と考察されていて、私が体感してきたことと本当に一致していて、しみじみ共感です。

そしてまた、改めて自分発の「怒り」を思うと、その影響の甚大さにおののきます。

私が今まで放ってきた「怒り」で傷つけてしまったすべての人に対して、
胸の痛みと共に、申し訳ない思いで一杯になります。



「イカリは一発でおしまい」

なのだ。

oshowさんのことを、

「たった一回の仕事で我慢がない」

という人がいたとしたら、私はそうは思わない。一回で充分だ。

イカリは無形の反応だが、
これが、一発殴った、殴られただったらどうだろうか。

それで職を失った人も珍しくない。

イカリを爆発しても関係が切れなかったという人は、
Ｑタローさんの言うように、相手に「甘え」ているのだ。

少なくとも、

「赤の他人は、一発殴ったらおしまい」

と心得ておくほうが、いまの社会の実情には即しているのではないか。

イカリは一度で、信頼を壊すのに充分だ。

なぜなら、これまでの関係が濃かろうが、薄かろうが、
築いてきたものが多かろうが少なかろうが、
暴力のように一瞬で相手にダメージを与えてしまうからだ。

イカルとき、

「そこに、相手という人間への尊敬はあるか？」

「それで、仕事を失ってもいいか、　関係を断たれていいか？」

「イカリが、連鎖されていくが、それでほんとにいいか？」

たいていのことはイカらなくてもできるし、イカらないほうがうまくいく。




人から向けられるイカリは、実際、物理的に、
拳をミゾオチに撃ち込まれたような痛みと重みを伴うことは、経験として知っているので、
この説は「本当にそうだよなぁ。」と、思います。

ただ、私には、怒りを放った人が、それを自覚し、後悔する時、
それもハッキリと感じることができます。

それは多くの人もそうなのではないでしょうか。

私自身、怒ったことを後悔しながらも、場が変われば再び怒りに乗っ取られる・・
ということを今まで何度も繰り返して来たので、

「したくないのにしてしまう。」という矛盾する苦しさがわかるので、

一発殴ったらおしまい

には必ずしもならないように思います。


私などは、それで許されて、今まで生きて来れたのではないかと思っています。


もっとも、それにしても「怒る」というのは「自業自得」だと自覚してはいるので、

「それで、仕事を失ってもいいか、　関係を断たれていいか？」

などの覚悟は、いつでもしてきたと思っています。






私がこんなに苦労してきたこと、多くの皆様も苦労しているんですねぇ。

みんなスゴイ、なんか素敵ですねぇ。

それが人間ってことなンですか？

こういうのは生きてる上で当たり前なンですか？


なんか不思議!!!!　(@д@)



この素晴らしい「大人の小論文教室」・・

過去Lessonが多すぎて、まだ全然読めていませんが、
サラ～～ッと眺めて、フト覗いてみたLessonが１つダケあります。それがこれ、

Lesson５６５　分解できたものだけが構築できる


これ、栄養素になぞらえて説かれているンだけど、
経験と経験から得る叡智のことに置き換えても、本当にそうかもなぁ・・って思います。

生のものを、自分自身で、解体して、採りこんだとき、
いざ自分がなにかつくろうとする際、青写真があるので、つくれる。

ところが、どこかでだれかが、吸収しやすく分解してくれたものは、
吸収はしやすいんだけど、自分で分解してないし、青写真がないから、
再構築しようとしても使えない。吸収して、流れていくだけ。




素敵ですねぇ。

こういうの本当に、素敵だなぁと思います!!!!