テーマ:懐かしのTV番組(6818)
カテゴリ:Animation
長かった、全115話。この韓国版DVD-BOXを買ったのが去年のクリスマスイブだったから、観終えるのにほぼ2か月かかったわけだ。平均して1日に2話ずつ観てきた、往年の人気アニメ『キャンディ・キャンディ』。これを観終えないと、大河『真田丸』も『ダウントン・アビー4』も観始められないのであった。
初期のエピソードでは絵も雑だったし、やはり「アニメ」でなく「テレビ漫画」と言われていた時代の作品だけはあると思っていた。それでも、登場人物1人1人を(ゲストキャラも含めて)割と丁寧に扱っているのには感心した。2年以上のロングランだったのは、やはり漫画の人気と並行していたからだろうか。ただ、最終回は何ともいただけない。悪辣としか言えないイライザやラガン夫人、また家の体面を何より重視するエルロイ大おばさまに、最後の最後まで救いというものがないように見えたから・・・(救いがないのが現実の人間社会でもあるか)。それにしても、階級がもともとない社会と言われたアメリカに、T. S. エリオットや H. アレントが考えるような「階級」があったことを、こんなところで学ぶ機会になろうとは。 最近は音楽集CDも出たようだな。もちろん買わないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.27 09:48:26
[Animation] カテゴリの最新記事
|
|