蘇鉄の実を食料に
公園,学校,お寺--どこでも よく見かける蘇鉄を今までなんとなく眺めてきた。先日、テレビ見ていて、江戸時代の奄美ではこの毒がある蘇鉄の実を食料にしていたことを初めて知って、実がどんなものか公園へ出向き撮影。番組の説明によるとーー 島津藩は奄美にサトウキビ~黒糖を作らせて、その 全て収穫物を年貢として納めさせていた。 当時の奄美は穀物が獲れない、サトウキビ以外は何も 獲れない。 奄美は、毒のある蘇鉄の実から毒を抜いてデンプンにして、飢えをしのいだという 生活の知恵というより、この時代の奄美の農民が哀れ~どの藩も行われていた圧政である。