わたしのブログ

　え～息子のほうの縁で、大学生のボランティアサークルの方々とお話をする機会も時々あります。

　で、彼らといえば、最初は誰もこれも似た様な感じで、ちゃらちゃらした感じで、あまり話をすることもなかったんですが。付き合いも長くなりますと、入学の初々しい頃から大学生活を通して見続けることとなり、ついには卒業後もハイキングに遊びに来てくれる人なんかもいたりして。そうすると「入学の頃に見たときは、頼りなさそうないまどきの大学生に見えたんだけれど、就職してしっかりしてきたわね～」等と、近所のオバさん的な感想も持つようになったりもします　(;^_^A アセアセ。

　最初はにぎやかなだけの人に思っていたけれど、だんだんと付き合っていくうちに、実は一本芯の通った人だなぁと言うことにも気がついたり。

　そういえば、以前ハイキングに参加してくれた某お父さんのご意見で。

　「大学生といえば、通勤の電車の中で見かける、友達と騒いでいる奴らのイメージしかなかったけれど、今日いろいろ話してみて、きちんとした意見を持ったしっかりした人もいるんだなと認識を新たにした。それだけでも今日参加してよかった」と言ってくださいまして。

　そういうご意見を聞けるのはこちらとしても嬉しいです、どうぞ又ご参加下さい、ってつい思ってしまいました。

　すれ違うだけ、見かけるだけではなかなか分からない部分ってありますよね。せっかくいろんな人と知り合いになるチャンスなんだし、そういうときに出来るだけいろんな人と話をしておくと、意外なところで自分の人間観も広がる機会になったりするんじゃないかな、と思ったりもします。

　ということで、いまどきの大学生に、私は割りと期待しています。
　何でこんな話をしているかといいますと、以前「１８歳を成人として選挙権を使えるようにしたらどうか」という話が出たときに、「いまどきの若いモンに選挙権なんか渡すと何をするか分からん」という意見も出ていたので、「いまどきの大人の中には、とんでもない奴もいるんだし、そういう奴にも自動的に選挙権が渡されているんだからねぇ。若者の中にもしっかりした奴はいるんだし（勿論とんでもない奴もいるけれど）、ここは一つ選挙権を与えることで、大人としての自覚を促していく、という選択肢もあるんじゃない？」と思ったからです。
　何でそれを今頃書いているかというと・・・思い出したからです。　(;^_^A アセアセ

　ところで。

　昨今の大学生事情について、ちょっと思うこともあります。

　息子の学童のほうで、アルバイトの大学生を募集しようとしても、なかなか集まらない、んですよね。
　で。これはおそらく、昨今の大学生の皆さんは、学費を稼ぐためのバイトとかも必要みたいだし。うちの息子の通う学童は時給も安いし。「教員目指してます、ここでのバイトも教員になったときに生きてくると思います」という志のある学生さんならともかく。普通の大学生活を送りたい、余った時間でバイトがしたい、という学生さんには、ちょっと不向きかなぁと。時給安いし、仕事は厳しいし。時間も学校の授業に併せてだから、結構不定期なんですよね。その辺で、なかなか応募がないのかなぁと。
　
　あと、今はどんどん就活に向けての動きが早くなってきていますよね。大学３年生から始めている人もいるくらい。でも。そもそも勉強に専念するべき時期に、就職活動に時間をとられて、本来の勉強がおろそかになる、というのもどうなのよ、と。これは新聞の投書欄に大学の先生が投書していたんですが。
　
　まぁその辺の事情も合わせて考えて。
　今の大学生は、私が大学生活を送った時代のように、のんびりした時間を過ごせるわけではないのかなぁと。私の大学生の頃はもっとのんびりしてましたよ。まるまる４年間は自分の時間、って感じで。就職も、卒業論文仕上げる前にちょろっと回って。そんな感じでした。
　
　単に自分及び自分の周りがのんびりしていたのかなぁ。
　
　まぁそういう傾向もあるかなぁ。

　いずれにせよ、いまどきの大学生は。そんなに羨ましいとは思えない状況にあるなぁと思うこともあります。

　なんて事をね。言ってもね。大学時代の私の姿と、どっちが良かったか、なんてそれこそ決められるものでもないし。

　まぁちょっと、そんなことを考えました、ってな感じで。