テーブルに降りる気配濃厚
ビニールカバーをよじ登るのが好きなラックと邪魔なニッキ ニッキの不毛な努力が続いている。追いかければ追いかけるほど、相手にされなくなるどころか嫌われることが多いという真理は、文鳥にも当てはまるもののようだ。趣味になっているらしいビニールカバーの上下移動を邪魔されて興ざめたのか、ラックは8時を過ぎると早々にカゴに帰り、シューと交代して抱卵を始めてしまった。 ラックの後を追い続けて飛び、お腹がすくのだろう。ニッキは、他の文鳥たちのカゴを覗き込んだり、テーブルの上で食べあさる文鳥たちの仲間に入ろうと降下を試み、テーブルの上を何度も旋回していた。そして、一度だけ給水タンクに着地したのであった。ここまでくれば、テーブルに降りるのは時間の問題だ。そこで何か食べれば、警戒心は食欲に負けることになる。 恋は実りそうも無いので、せめて食欲を満たして欲しいと思う。