被災松の念珠
岩手県陸前高田市の被災松を原材料とした念珠が届きました。 8月23日読売新聞・・・と言ったら、プロスポーツに対する知見など欠片もなく、競技としてのルールも知らない大相撲やプロ野球に容喙し衰退せしめた老害と見なされ、プロスポーツに関心のある心ある人にはたいてい忌み嫌われているあの爺さんが、飼い犬に手を噛まれたとして、昨今くだらぬ騒動をまき散らしている新聞社だ。この新聞、購読者数やら発行数やらは日本一らしいが、「ナベツネ嫌いだから」、ヤクザまがいの勧誘員を追い払うのを常套にする人も多いくらいなので、あの方が常識的な年齢で勇退していれば、今頃は二位以下により大差をつけていたかもしれない。老害とイエスマンの腰巾着が経営していても、一位で有り続けるのだから、大したものと褒め称えるべきであろうか。なお、ナベツネ氏の素人の思いつきによる専横は今に始まったことではなく、その褌担ぎなり提灯持ちを続けていたのがキヨタケ氏だと、内部事情を知らない私などは認識している。従って、今回の件は、ナベツネ氏に言われたとおりにして失敗し、その責任をとらされそうになっていることに、キヨタケ氏が反発しているだけのように映ってしまう。そのようなことは、勝手に社内抗争するか、辞表を叩きつけて社外に出てから告発するのが筋ではなかろうか。双方とも常識はずれであり、これが「ザ・ヨミウリ」な姿なのだろうと、呆れ返ってしまう。 (閑話休題)、その読売新聞の記事を読み、早速念珠を購入しようと応募して、2ヶ月半以上が過ぎ去りました。購入希望者が多く、制作が間に合わなかたということでした。それほどに、多くの人は理解しているわけですが、ネット上では、高田の被災松を生かした製品に対して、ボランティア団体がそれを売ることで利益を求めているような中傷が散見されもしました。念珠3,150円(Amazon)、これが高いでしょうか? おそらくネットカフェで一日過ごすことも出来ない金額で、むしろ、日本国内で作っているのに安すぎるくらいに感じているのですが・・・。縁起物であり、破壊され尽くした松原の再生への寄付にもなるのであれば、もっと高くて不思議はないと、商人でもある私の経済感覚は判断しています。言うまでもなく、主要な原材料は流木でタダだとしても、その他の材料費、加工費、輸送費、事務費は必要になります。人件費の安い海外で大量生産しない限り、原材料費以外の部分が大きくなるので、100円ショップのようにはいかないことくらいは、日本で経済活動をしている一般人なら、普通理解出来るのではないかと思います。 当然のことながら、軽く高級感はありませんが、どこぞの国で採掘された何とか石を数珠玉にした高級な念珠よりも、一般人にはよほど使いやすそうです。有難く、大切にしたいと思います。