コーン油があるから?
トウモロコシで雄叫びをあげるノコリ 某獣医さんの(サイトで堂々と公表している意見なので伏せる必要は無いが、医療技術を含めて非難するように受け取られても困るので、とりあえず控えておく)脂質が多いものとして、「カナリーシード、エンバク、トウモロコシ」の3つを挙げるのは、実に奇抜だ。カナリアシードは、昔から脂質が多いと誤解されているので、科学的な検証を怠ればそういった思い込み有り得るが、えん麦とトウモロコシの脂質が多いとする思い込みは、一体どこから来たものなのか、見当がつかない。 ・・・えん麦、麦に脂質が多いと連想するのは難しいぞ。サフランか何か別の飼料と混同したのだろうか? トウモロコシと脂質も、私の微々たる知識の中では結びつかない。かろうじて、「コーン油100パーセント!」といった宣伝文句が頭に思い浮かぶ程度・・・。しかし、あれはトウモロコシに脂質が多いために植物油の原料になっているのではなく、でんぷん質をコーンスターチとして抽出した後の残りかすが大量に発生するので、それを利用している副産物のはずだ。 ・・・当たり前のように、理由を挙げずに不可思議な主張を断定的にされるので、その頭の中身がわからない他人には、類推も出来ずに困ってしまう。 もしかすると、こうした獣医さん同様に、トウモロコシは脂質が多いという誤解があって、ゆでトウモロコシを与えないと固く決めている飼い主もいるのかもしれない。その点、我が家の文鳥たちは幸せかと思う。これほど好むのに、意識して与えないなど、およそ信じ難い(今まで見たこともない文鳥に、無理をして与える理由もないが・・・)。 食欲を回復したキュー様は、カナリアシードも食べていたので、明日からは、それを増量しようと思う。「与えすぎには注意が必要」だと?寝言は寝て言え!寝言でないなら、「エビデンス」を挙げて主張したらいかがか。科学者なら、どの学問分野の者でも、まともな研究者なら、そうしなければ済むはずがあるまい。浮説を流布して飼い主を惑わし、文鳥から好物を奪うような真似は、厳に慎むべきだろう。