アラシ沈静化?
少し聞き分けが良くなったアラシ アラ(シ)は、我が家で一番若い文鳥だ。従って、優遇されている。1日に4回もカゴの外に出してもらえるのだ。 朝、エサを交換する時に、他の12羽と一緒に10分ほど室内放鳥。午前11時頃、水の交換と青菜を設置する際に、他の12羽と一緒に20分ほど室内放鳥。そして、午後にアラシだけの室内放鳥10分ほど。そして夜、全羽集結の狂宴。 昼の放鳥は、指に止まってカゴに帰る者でなければ難しいので、帰宅拒否症になった者は、夜だけに限定しなければならない。 で、アラ。帰宅拒否症になったが、差し出す指には絶対に飛び乗るので、閉じ込めにくく、毎日、やたら時間をかけて帰宅させていた。どのようなものかといえば、指に止まる→カゴに近づける→離脱する→指を差し出す→止まる→近づける→離脱、これを、延々と繰り返すだけ。離脱した先にすぐに指を差し出し、休む間を与えず繰り返し、疲れさせようとするのだが、何しろ「暴翔族」なので、アラの息は上がらず、飼い主の方が根負けしてしまう(リオ君なら気絶すると思う)。 それでも、腹の経つのを多少抑えつつ繰り返し、注意力に欠けてきたところを、猫並の捕獲をしていた。このようなことをすると、手を怖がるようになるのではないかと不安だったが、自分を人間だと信じているアラの、飼い主への信頼感は揺るがず、目の前に指を差し出せば、絶対に乗ってくれた。 その後、指に乗ってジグザグ運動をしたり、ぐるりと円を描いて回しつつ開閉口に近づけるなど、涙ぐましい努力を続けていったところ、捕獲しなくとも、(繰り返しの末油断して)開閉口の中まで指に乗って入ってしまうようになった。そして、今日は、「おむずかり」を数回繰り返す程度で、帰宅してくれるようにまで更生してくれた。 これで、反抗期が収まり、おだやか~な?おとな文鳥になってくれたらぁ、と儚い希望を抱いている。