年末年始はコロッケ
妹2羽を追い払うニチィ なぜ、大晦日はこれほど忙しいのか?それは、コロッケを作るからである。今年は、鍋の限界まで放り込んでゆでた男爵イモにより、36個ほど出来た(明朝、元日朝に揚げる)。続いて、1週間くらい前に買っておいた八つ子(サトイモの一種)と筑前煮の野菜と鶏肉とサヤエンドウで煮しめを作り、おせちを適当に詰め合わせ、雑煮の下ごしらえをし、年越しそばを作って食べた・・・。 そう言えば、川口市のこの辺り(北部)は、急激に宅地化が進んでいて、戸建住宅が多いが、門松や玄関飾りをする家は少ない。標高50メートル超の久保山にしろ、生まれ育った横浜市の中心部、ゴチャゴチャと集住している辺りでは、一軒家で正月飾りをしない家の方が珍しいくらいだったので、個人的にはかなり違和感を持っている。 これは、古くから都市化して、戸建=年配者、集合住宅=若者、といった住み分け傾向を持つ地域と、戸建は分譲住宅で、むしろ若い人が購入して住んでいる地域の相違であろうか?地域性で考えるなら、この辺りに昔から住んでいると言う意味での旧家は、本来的には農家だったはずなので、所有地域が広大なため、かえって玄関飾りの習慣が希薄なのかもしれない。家の周囲が自分の田畑で、離れた隣家との境が曖昧で塀も門もなければ、玄関も定かでないようなら、そもそも飾るべき場所がないのである。そして、旧家の真似を、新住民は無意識のうちに倣うとするなら、正月飾りが当然の地域(商業地域)と、正月飾りとは無縁な地域(農業地域)に、分かれるわけ・・・か?来年、(覚えていたら)、また考察しよう。 さて、ラックは、昼間、テイにさえずって誘惑していたので、少し元気を取り戻してきたようだ。しかし、何となく喪失感、男の悲哀を漂わせているような気がした。 この「チャンス」を、以前のニッキなら逃さなかっただろうが、彼女も年を重ね、独り暮らしに慣れてしまったのかもしれない。積極的にラックに接近する様子はないのだ。 むしろ、ニッキの関心はリオ君にあるようだが、早くもリオ君は見向きもしない。そして、彼の本命はニチィらしく、その影響なのか、最近、ニチィとアトの夫婦間にすきま風を感じる(あくまでも飼い主の感性ではそう見える)。 さらに、独り身のアラシに、性別未だ不分明のフィン・・・。一体、来年はどうなってしまうのだろうか。 不透明な未来に想いを寄せつつ、とりあえず、良いお年を。