ジョーはエースになれるのか?
自由を満喫するジョー ジョーは、元々期待された婿だ。2015年4月に十条駅の小鳥屋さんで購入した際は、換羽中のトゲトゲデ風采はかんばしくなかったが、我が家の15代目の婿となり、次世代の父となることが期待されていた。 ところが、我が家の環境に簡単に慣れて、フィンとも仲良し夫婦になるまでは良かったが、昨シーズンは無精卵しか生まれず、しかも抱卵を手伝わずに遊び呆け、「種なしのジョー」と蔑まれるようになった。しかし、非手乗りながら、自主的に帰宅するので、昼間の放鳥にも参加出来る彼は、実に気楽に我が家の生活をエンジョイしているように見える。 ・・・ま、生む生まれないは結果でしかなく、それが全てなはずもないので、のほほんとしている裏で必殺仕事人をしている婿殿のごとく、それはそれで良いのではないか、と思いつつ、文鳥には理解できないので、からかって遊んでいた。しかし、今回のベビーブームの雰囲気にのせられて、「種なし」返上もあり得そうに思えている。何しろ、フィンの様子がこれまでの抱卵時と違っているのだ。何やら、そわそわして落ち着かないのだが、これは卵から心音が伝わるようになって、本能を刺激しているので剥いだろうか? ・・・、ま、ま、どちらでも良いが、孵化した場合、育雛を手伝わなければ、「甲斐性なしのジョー」と呼ぶことにしよう。