老いの衰え
老いたが大柄なカップル(クリ・ノッチ) まだヒナ羽毛を残す若い者たちに囲まれつつ、ベテランたちも健在だ。が、やはり老いの症状が顕著になっている。 8歳間近のノッチは、数日前から神経症状と言おうか、ぎくしゃくした動作を見かけるようになった。もともと内臓が慢性的に腫れている巨漢で(「デブノッチ」と呼んでいたりするけど、差別とか言われそうなので秘密)、健康的ではなかったが、脳の方に問題が起きてくるなら、意外な展開と言える。悪化しないことを祈っていいる。 8歳も半ばを過ぎたノコリは、おそろしく年の差のある若すぎる後妻と同居し、その抱卵を手伝っているが、少々疲れているのではないか、と思える。眠そうな様子のことが多いのだ。・・・しかし、これは仕方があるまい。 9歳のイブは、幸運にも片目の白内障は悪化せず、普通に過ごすことが出来ている。ただ、さすがに飛翔能力に衰えが見られ、飛び立つのをためらうようなことが多くなってきた。若返りはしないので、このままゆっくりゆっくり老いてもらいたいと思う。また、イブの妻、8~9歳のタネはほとんど飛べなくなり、テーブルの上で過ごしており、一緒にうまく老いてもらいたい。 その他は元気、8~9歳のサカ坊やもうすぐ7歳のクリは、運動能力に老いの影は見られない。イブも去年は不思議なほどはつらつとしていたので、1年で変わってしまうものと思うと、先回りしてしみじみとしてしまう。 一方、まだ若いであろうバタオ↓は、姿は美男子になったが、やはりオツムは残念な子のようだ。何しろ、未だにカゴから出てこれないのだ。周囲のカゴから飛びたつ様子を見ているはずだし、つかみ出す際に扉の入り口にとまらせたり、わざとカゴから自分で出るように追い立ててみたりしているのだが、バタバタしてしまって落ち着いて考えようとしないようだ。 姿が良いと、残念な面が際立ってしまうように思うのだが、・・・今後に期待したい。