ヨーロッパの知性
ヨーロッパ十姉妹のコボン ヨーロピアンと言うのは、身勝手な連中でろくなものではないと、個人的には思っている。今般の新型コロナウィルス騒動に際しても、真っ先にアジア系を差別して物議を醸したのは、あのイタリアだったが、案の定、自国こそが真っ先に猖獗を極めることになっている。 そもそも、今回の新型の風邪は、中国の武漢で発生したと見なされるが、あいにくと彼の国の「民族大移動」のシーズン(春節、日本の年末の帰省ラッシュをさらに大規模にしたもの)と重なったため、武漢の金持ちは、流行する前にしばらく観光を兼ねて海外に逃れ、大多数の貧乏人は早めに田舎へと四散した。その病気が共産党政権の目算を大きく外れて、人への感染力が強く、しかも症状が現れない不顕性感染が多いことがわかってきて、あわてて強権的に市街を閉鎖した時には、すでにキャリアーが国内にも国外にも漏れなく新型ウィルスを運んで行ってしまった後だったわけである。 すでに手遅れだったが、真面目な中共政府は大々的に病院を建造し、その壮大な建造現場の様子を内外に喧伝し、不安を押さえようと図ったが、遺憾なことに、大規模な強制収容所の運営を得意とすることが知れ渡っていたため、それこそ、「アウシュビッツ」ではないかと邪推されてしまい、武漢の中国人民はむしろ不安となって、市外に脱出することとなってしまった。 さらには、そこで働く人たちの生活を考慮するような国ではないので、劣悪な環境での過酷な労働は、駆り集められた医療感染者の感染と重症化を招いてしまい、新型コロナウィルスの病原性を実態以上に強烈なものとして印象付けてしまった。 さりながら、季節性の風邪に過ぎない。無自覚なままキャリアとなってしまった中国の人(責められない)が訪問していないはずがない東南アジアにおいて、また、中国人労働者が奥地にまで入り込んでいるアフリカにおいても、猛威を振るっている様子がないのは、このウィルスが、従来のコロナウィルス同様に、乾燥した寒冷な環境を好むことを示している。 なお、アメリカ合衆国が感染をコントロールできているなどと称しているのは、まずあり得ない。逃げ出したキャリアたちの観光先は、日本や韓国やイタリアに限られるわけがなく、同じような状態になっている方が自然と言える。となれば、アメリカは国民皆保険ではなく、貧しい人は医療機関を受診しにくいので、感染が拡大していても掌握できないだけの可能性がかなり高いと言えよう。 などと、当たっているのかどうかは知らないが、この間、私は考えていた。 CNNなどのニュースを見ながら、欧米の知性など、いまだに人種差別から抜け出せずに、まったく陳腐だと思っていたのだが、ヨーロッパでも、人ならぬ十姉妹の知性、これは尊敬に値する。 ↑コボンの目からは知性がこぼれ落ちているではないか!人もかくありたいものである。