手乗りへ再教育
換羽中のミト&マツ夫婦と「間女」キイ ミトとマツは飼い主が育てた手乗り文鳥のはずだが、手に止まらなくなり、帰宅拒否症となって、飼い主の逆鱗に触れ、翼の羽を抜かれて飛べない鳥となった。つまり、飛べなければ人に頼るものと期待したのだが、一ヶ月ほどして羽が生えるまで、この夫婦は無理をせずカゴの中に止まり、飼い主を頼ろうとしなかった。 結果、ミトは追われると自分でカゴに逃げ帰るようになり、一方のマツはまた帰宅拒否症に戻って、また逆鱗に触れて、8割ほど飛翔能力を奪われることとなった。しかし、めげない彼は、人に頼りつつ卓上でのほほんと、今まで通りのプレイボーイの生活を送っている。 なかなか「教育」は難しい。