200でゆゆしかった時代がなつかしかろう年の瀬
踊れるけど歌わないオス? 春に東京の感染者数が200人を超えた際に、小池都知事は、ゆゆしき数字とか何とか言ってたような気がする。そして、予想外の夏感染を無視すれば、想定どおりに勢いを増した第二波で、1300人に達したわけだが、どういった言葉で表現するのであろうか? 一地方に過ぎない東京の数字ばかりを全国区のメディアが取り上げるのは変な話なので、日本全体の数字が4,000人を超えたことを強調して伝えるべきだろう。東京モンはおらにとこさ来るな、などと言っている場合ではないのである。 もっとも、感染爆発のイギリスは、人工は日本の半分なのに、感染者数5万人とざっと10倍だったりするので、感染者の数字だけくらべるなら、日本の数字は小さい小さい。欧米並みになったらどうするのか、考えたことすらない想像力と危機感の欠如が、為政者の頭の中に春からずっと蔓延していたことを反省すべきかと思う。 ついでに、年越しそばを、わざわざ小さな蕎麦屋の狭い店内ですすっているのは、「ごーつーいーと」でタガをはずしたつけと言えよう。そもそもその政策は、イギリスでも同じようなことをしており、1か月ほど早く事態が進行して即撤回したが、第二波を呼び込む結果となった。つまり、同じ轍を踏まないように海外の動静を注視すべきを無知無関心無理解で、せっかくの1カ月余の期間を無駄にしたと思える。したがって、身から出た錆、今ごろ、この程度の数字で騒ぐ方がおかしい。 ・・・とりあえず、家の中で文鳥のヒナを育てているのが一番と言えよう。 さて、それより目下の問題は、チビタがオスか、と言う点にある。 オスだろうと思って口笛を利かせるのだが、彼?、口笛を始めると逃げる・・・。このような子は初めてだが、とにかく一目散に逃げてしまう。ところが、先ほどの放鳥時間、肩にとまった彼?は、他の文鳥(趣味の悪いことにヨッチだった)にむかって、脚が曲がってるのに、ピョコピョコ跳びはねていた!! かくして、歌わず水浴びもしないが踊れるオスではないか、その疑惑が深まった年の瀬となった。 ・・・ともあれ、よいお年を。