温水浴びのススメ
温水浴びするスズメならぬジュウシマツ 卓上水浴びに使用する水の温度を、給湯器設定の最低温度32℃から37℃に上げたところ、特に十姉妹たちが大喜びで水浴びをするようになった↑。それにつられ、十姉妹に一方的な好意を寄せるウノが、初水浴びを果たした↓。 「お湯」で水浴びをさせると、羽毛に被膜した油脂分が流れてしまい、水が弾かれなくなるので体調を崩しやすくなる、として、真冬でも冷水で水浴びさせようとする人がいるものだが、それはおかしい。夏にくみ置いた水は環境温度に近づくわけで、日陰でも30℃くらいにはなるし、直射日光に当たれば、40℃以上になってしまう、が、その程度では油脂分はそれほど落ちないし、落ちたところで、環境温度が高いので、即、体調を崩すとまでは言えない。そうした事実を無視して、わざわざ冷水で苦行を強いることあるまい。 コロナでも何でも、針小棒大は世の常で、専門家には自分の専門分野を誇張して「吹く」人もいるので(と言うより学者バカなので、バランスの取れた考え方が出来ない)、一つの意見をうのみにせず、しっかり自分で考えたいところだ。極端な意見を信じて、真夏にやっていた水道水のかけ流し(手のひら水浴び)を真冬にも実践して、文鳥も飼い主も風邪をひくことはない。