2021年03月の記事一覧 | 雀坊の納戸～文鳥動向の備忘録～

産卵すれども

ウノかと思えばレイ　ウノの叔母なので似ていて当然のレイは、オスと見れば尻尾を振る、ビッチ・・・、浮かれ女状態を改め、現在、同居するモーリ一筋となっている。ただ、遺憾なことに、モーリには妻帯の自覚がないので、産卵をしても抱卵を手伝う気配はない。　レイも、放鳥時間にカゴから出てしまえば、途中、抱卵のために戻る、ようなことはしない。つまり、せっかく有精卵がある気配だが、孵化は難しいものと思われる。　モーリはあれでもシルバー（ライト系）の遺伝子を持っているはずなので、成功すれば、半分はシルバーが生れるはずなのだが・・・、ま、長い目で見よう。

2021年03月31日

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ノビィの卵

がんばるチビタ　ヒナ換羽を終えたチビタは、何事にも積極的で、その活動域を広げている。このような↑、小さな器からも食べることが出来るようになった。チビタ、がんばれ！　そのチビタとは縁もゆかりもないはずながら、同じ弥富系白文鳥のノビィ、満５歳になったが、産卵を続けている。　すでに高齢なので孵化はしないと思っていた。しかし、産卵し熱心に抱卵するが、孵化する前に抱卵をやめるパターンを繰り返している。今回は無精卵続きのツイカ＆サンと産卵時期が近かったので、托卵してみた。　↓有精卵もありそうな気配だ。とりあえず、期待したい。

2021年03月30日

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あんたの目、光ってるね

美丈夫のウノ　幼少の頃、テレビで再三放映された長編アニメに、「あんたの目、光ってるね」といったセリフがあり、それが妙に印象的で、記憶に残っている。　あれは、フランスのアニメ（原作コミック）の『アステリックス』だったはずで、録画したいと思った時には（ビデオデッキも普及していない時代の話である）、再放送されなくなってしまった。残念至極である。　それはともかく、ウノはまさに美丈夫に成長した。美男で体格も立派なのである。これで、十姉妹への偏愛さえなければ・・・。　

2021年03月29日

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うまそ～に改名？

まるまる肥えたポチィ　最近一段とポチィが大きくなった。和十姉妹だが、ヨーロッパ十姉妹のオボンにせまる「身長」で、重量では凌駕しているのではないかと思われる。その見た目たるや、実にコロコロと美味そうである。　「ポケキョ・ペキョ・ピピピピピ！」などと、十姉妹離れした美声で鳴くし、文鳥の入っている水浴び容器にダイブするし、運動は十分なのに、これほどコロコロになっている。やはり、文鳥と同じものを食べているので、栄養が多いのであろうか？・・・しかし、よりエネルギー消費は少なそうな他の十姉妹は問題ないので、やはり、ポチィの天性なのかもしれない。　さらにお団子のような小籠包のような、おいしそうな姿を期待したい。

2021年03月28日

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年々歳々

白くなる男キミョー　改めてキミョーを見ると、母の白文鳥ケコと父の桜文鳥サカを足して二で割った姿だ。この目つきなど、サカ坊そのものである。　考えてみれば、ケコもサカもペットショップで購入した荒鳥ながら、ともに手乗り崩れの気配濃厚で、人を怖れない、など、かなり奇妙な文鳥だった。つまり、妙ちくりんな面もしっかり受け継いでいるのだから、彼の存在は実にすがすがしい。　この妙ちくりんな遺伝子は、キミョーの娘アラシでさらに爆発し、その子たちはそろって「アラシっ子」と呼ばれる落ち着きが無くて面白い子たち、ところがその「アラシっ子」の子は、それぞれさほど奇妙な点がなく（次女ミトの娘サチィ、息子ツイカの息子タロ・ジロ）、ほっとしつつも寂しい気持ちでいたら、ツイカの息子タロの子が、妙ちくりん遺伝子を隔世遺伝した。　一方、サチィとジロという妙ちくりんの申し子同士から生まれたヒナは、至極まともな子ばかりだから、面白いものだ。　いつ、妙ちくりん遺伝子が姿を見せるか、今後も油断はできない。

2021年03月27日

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桜の伴侶は白

キミョーにアラシ　いろいろ冒険しているチビタを撮影しようとしたら、↑、飛び回っているのはアラシで、右端はその父キミョーだ。それにしても、キミョーはずいぶん白くなった。彼の母が白文鳥のケコなので、その影響だが、その娘はさほど白化していない。さらにその息子ツイカ、そしてまた息子のジロと続いて、現在差し餌中の色のヒナたちは、クチバシも真っ黒で、白い羽毛はほとんどない。　つまり、桜文鳥らしい白い差し羽毛を保つには、時折、白文鳥の伴侶が必要ということだろう。結局、白と桜の組み合わせがベストなのだろう。

2021年03月26日

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ヨッチ復調？

こうして見ると、歴代々の顔つきが凝縮されているような　どうなることかと冷や冷やしていたが、今日は調子が良さそうだった。・・・また、変なことをして、どこかに頭をぶつけたのかもしれない。　とまれ、この曾祖母アラシを美形化した17代目様と、空前の美男子ボクジュの子の姿を見たいので、無茶な飛び方や変なところに潜り込んだりする奇行を控えて、「おとな」になってもらいたい。

2021年03月25日

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ヨッチに健康不安

水浴び後の曾祖父ヒノ　一週間ほど前から、ヨッチはおとなしくなっていたのには気づいていた。ただ、羽毛をふくらませることもなく、外見上に変化はなかったので、換羽前の症状（おそらく貧血気味）と理解していた。　しかし、先ほど、帰宅させる際に久しぶりに捕獲し（通常、ひじにとまって帰るのだが、今夜はカーテンレールに１羽でたたずんでいた）、ハッとした。胸筋がやせて骨が感じられたのだ。　アラシに似ているから、何にせよ症状は極端に現れそうで戦々恐々だ。大したことなく、済んでくれることを祈りたい。

2021年03月24日

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換羽シーズン

面変わりしているフック　舞い散る花びらならぬ羽毛を見て、春を感じる。　フックも、換羽が終われば、元の小顔に戻るはず（羽毛が抜けてほっぺたの白い部分が目立っている）・・・。彼女のひとり暮らしは、このまま続くのだろうか。

2021年03月23日

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若い子トリオ

仲良しきょうだい　17代目ジュンの嫁をどうしたものか悩んでいたところ、白と桜の両親から生まれたとされる中雛が3羽まとめて売られていたので迎え入れた。実は桜文鳥トリオも同時に売られていたので、最初はそちらにしようと思ったのだが、執拗に競る人がいたので、そちらは譲って・・・この子たちに絞った。　まだ孵化2か月程度でヒナ換羽前だ。幼くて・・・（「中三トリオ」と言いたかったが、それより幼い）、かわいらしい顔だちで・・・、みんなメスに見えるのだが、さてどんなものだろう？左の子は頭にも灰色の羽毛があり、真ん中の子は背中が灰色、右の子は純白のようだ。リーダー格は、センターをキープしている背なグレーであろうか。　案に相違して、３羽でぐぜり合戦になる可能性もあるが、それはそれで仕方ない・・・。とりあえず、皆メスとして見るなら、左の子推しだ。「文鳥団地」には入れず（置き場がない）、別室の店用スペースに置くので、このブログに登場するのは、最初で最後かもしれない。せっかくなので、もう1枚↓。

2021年03月22日

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グランマミト

旦那を無視してくつろぐミト　ミトはアラシの娘、その弟はツイカだ。そのミトの娘がサチィで、その夫ジロはツイカの息子、つまり、サチィとジロはいとこ同士だが、この夫婦の子がすべてすこぶる出来が良い。↓は今日から差し餌を始めたサチィ＆ジロの子たちだが・・・、黒クチバシ、最高である。　手乗りにしてしまうと家に残せないので、ひとり餌まで親まかせにして、繁殖用にしたいものだ。

2021年03月21日

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恋せぬ乙女

オコメに言い寄られて逃げ出すコボン　コボンは綺麗なパール柄で、ほっぺた部分が丸い模様がチャーミングな十姉妹だ。飼い主に依怙贔屓されるばかりでなく、オス十姉妹たち、オボンやポチやオコメにもモテ、同性のカッパとも腹心の友の間柄だ。・・・が、この子には、見事なまでに恋愛感情がない。　オスの誘惑には興味を示さず、もちろん産卵はしない。ついでに、抱卵を手伝おうとしないので、一部の十姉妹（ルン太）から嫌われている。　オコメのように、文鳥も十姉妹も好きで、オスもメスも見境がない、バイセクシャルどころか種の壁すら超越してしまう者とは真逆、修道女、「シスターコボン」とお呼びしたい。　今後、変わる日がくるだろうか？来ないような気がするな。

2021年03月20日

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手乗り十姉妹の繁殖は難しい？

唯一産卵する目つぶりナカ　十姉妹は繁殖上手で、ひっきりなしに産卵して子孫を増やし続けるものだ、と漠然と思いこんでいた。　しかし、ウチの手乗り十姉妹たちは違っている。メス3羽、オス4羽で集団生活をしながら、産卵するのはヨーロッパ十姉妹のナカのみ、その姉コボンも、和十姉妹の梵天カッパも、産卵していない。　産卵したとしても、子孫を残しうる環境を整えるのは困難だ。集団での生活を続ければ、孵化しても誰の子かわからず、そもそも配偶者を導入するだけでも難しい。その導入した非手乗りの小さな小さな鳥を文鳥集団と一緒に放鳥したら、驚きの連続に落ち着かず逃げ惑って、体を壊してしまいかねない。　十姉妹は繁殖させず、みんなで楽しく生活してもらうことにしたい。

2021年03月19日

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さすがの電通クオリティ

純白になったチビタ　オリンピックのピックとピッグをかけて、ついでに『ピ』つながりでピンクのピッグをキャラクター化して、それらしき芸能人さんに演じてもらう・・・、そんなことをオリンピックの開会式で？　そのニュースを見た時（記事）、絶句しつつ、どうせ電通だと思ったら、本当に電通の出身者であった。あの会社は、不必要に金を賭けて大掛かりなイベントにするのだけが得意で、上辺だけで中身がなくつまらないのは、バブル期以来一貫していると、個人的には確信していたが、ようするに骨の髄まで軽薄なのだろう。　何でも、リオデジャネイロで安倍晋三さんが、一国の宰相の身でコスプレをして、世界を慄然とさせた（さすが日本はワンダーランドだと感心されてしまうのは、日本という国の特異性のおかげで、それを褒めていると勘違いするのが、日本人のお人好しなところと言えよう）アレは、この人の発案とのことだ。・・・本当に眩暈がするほど軽薄だ。個人的には感心するレベルだが、そういった人物に重要なイベントの演出を依頼する側も、充分以上に軽薄と言えよう。　さて、パラリンピックに出したいくらいのチビタは、背中のグレー羽毛が抜けて純白になった。↑は「奇跡の一枚」で実物以上に理知的で愁いを帯びた横顔になっているが、実物も、かなり美しくはなっている。　見た目以上に精神的な成長も期待したい。

2021年03月18日

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目の大きな一族

紅八朔に舌鼓　ジロがヒナのために食べているのだ、と思っていたのだが、この↑文鳥は、ヒサではなかろうか。　我が家の文鳥家系に大きな目の要素をもたらしたのは、デッカだ。ジロはその娘サン（目は大きくない）の息子。一方、ヒサは、おそらくデッカの隠し子。　デッカのもう1羽の娘シルバの子２羽は、商売用の別室にいるが、その１羽は目が大きい。デッカの遺伝は子供世代には現れず、孫世代になると現れる、のかもしれない。今後も注目したい。

2021年03月17日

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余裕の子育て

まっ黒なサチィ＆ジロの子たち　サチィとジロは、現在３羽を育雛中だが、あまり熱心には見えない。夫婦そろって放鳥時間は遊んでいるし、ジロなどは露骨にカゴに帰りたがらず、サチィにしても「そろそろ持ってってもらいません？」と飼い主に押し付けようとする気配だ。　しかし、ヒナの様子を見ると↑、しっかりエサを与えていて、成長は順調だ。つまり、片手間でもあっさり「家事」をこなせるほど、熟達していると見なせよう。まったく、育雛の天才なのだ。　21日に引き継ぐ予定なので、それまでしっかり頑張ってもらいたい。

2021年03月16日

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飼い主は「だんな」

「カツオ～！」なツイカ　ツイカはアラシっ子の最初の３羽の次に１羽だけ孵った文鳥で、１羽っ子としてかわいがったものだが、正しくアラシっ子で、エサ箱を引っくり返したり（わざとではなく、普通に脚に引っかかる）そそっかしい。何やら背後でガチャ～ンと音がすれば、たいていツイカなので、ガチャ～ンと聞こえれば即座に「ツイカ～！！」と飼い主は叫ぶのが習慣となっている。　飼い主からサザエさんのカツオ君扱いを受けるツイカは、飼い主のことを「だんな」と呼ぶ（ような顔つきをする）。「だんな、だんな。昨日のやつ、また回しちゃくれませんかね？」と、シンクで水を交換している飼い主の肩や腕にまとわりついてくる。つまり、巣材をねだっているのである。　３か月後には４歳の誕生日を迎えるツイカ、まだまだ落ち着くことは無さそうだ。

2021年03月15日

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無精卵が続く不思議

ヒィロ＆タロが育てる「親戚の子」　タロにとっては弟ジロの子、つまり姪か甥にあたるヒナを育てている。　なぜ、17代目ロイヤルカップルが、自分の子ども以外を育てているか、と言えば、ヒィロの産む卵が無精卵ばかりなので、その無精卵を回収して孵化直前の卵を入れたところ、何ら問題なく孵ったので、そのまま委ねているためである。　つまり、抱卵に問題はない。なぜ、１シーズンで孵化しなくなったのか、謎が謎を呼ぶ。

2021年03月14日

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伶ジンも朱に交わる

　シルバー文鳥のレイは、鳴り物入りで「文鳥団地」に加わった。モーリの遺伝子に潜んでいるはずのシルバー因子（たぶんライトシルバー系）を引き出す重要な存在で、何より美女だったのだ。ところが、ツボ巣にオスを引っ張り込む客引き行為をする、アBA・・・（自主規制）で、飼い主は大いに失望した。　モーリと同居させても浮気癖は改まらず、これはどうしたものか悩んでいたが、最近になって、モーリを特別視して、他のオスを近づけないようにする「気配」が見られるようになった。さらに、貞淑な妻に変わっていくことに期待したい。

2021年03月13日

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18代目は来シーズン？

モーリ＆ボクジュ　ヨッチとボクジュは仲良くなってきている。また、モーリとシルバー文鳥のレイ（ウノの叔母）の仲も接近しつつある。しかし、まだ夫婦と言えるような距離感ではない。　そろそろ換羽シーズンで、見目麗しいボクジュもそれが始まってきており、となれば、18代目は夏を越えた秋になるものと思われる。　ひたすら待ちたい。　18代目、18と言えばエース番号、歌舞伎十八番・・・。エースちゃん？カブちゃん？イチカワダンジューローも有りか（歌舞伎十八番は市川團十郎家のおはこである）。秋までいろいろ考えておこう。

2021年03月12日

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若ペアたち距離接近？

カゴの上の狭いところを好むヨッチ　17代目のヨッチと同居するボクジュ、まったくお互いに無関心な態度で、ヨッチが誰かの子を産卵して抱卵しても、お互いに気にもしていなかった。ところが最近になって、一緒の止まり木に止まるなど距離感が縮まっている。　このまま仲が深まって、18代目が誕生してもらいたい。　

2021年03月11日

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異種同性の友情

ジュンとオコメ　この仲良し兄弟もどきの異種同性の2羽を、どうしたものかと悩んでいる。　やはり、ジュンに嫁を迎え、オコメは十姉妹集団に加入するのが自然だ。しかし、ツボ巣を独占して一日中暇があったら眠っているオコメを、十姉妹たちが喜んで迎え入れてくれる可能性は、ほとんどゼロだ。何しろオコメときたら、体は小柄なのに、態度がデカいのである。　ジュンの嫁文鳥をどうやって探すかも未定なのだが（桜でも白文鳥でも良いかと）、何となく見つかった場合、現在使用されていない連結十姉妹カゴの右側（「排除の論理」を振りかざすルン太がおとなしくなり、非主流派が左側のツボ巣に戻った）のツボ巣を、オコメが慣れているココナッツ製に交換して、とりあえず、そちらでおひとり様で眠れるようにして、様子を見ることになるはず・・・。　いろいろ多難である。

2021年03月10日

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チビタの成長

チビタがついに・・・　ただ、卓上の木の器に入った豆苗を食べているだけだが、これをチビタ君は今日まで出来なかった。不器用で神経質で思いこみの激しい彼は、このもっとも止まりやすそうな器には止まれない、と思いこんで、近づこうとしなかった。　近づかなかったが、彼は豆苗が好きで、もっとも滑りそうなイスの上に落ちているそれの欠片を求めて着地し、くるくると滑って回って、せっかくの豆苗の欠片を床に落とすようなことを繰り返し、仕方がないので、彼の菜差しには小松菜のみではなく豆苗も添えるようになっていた。　ともあれ、活動領域が広がってよかった。

2021年03月09日

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デカい男とちっちゃな一二号

ウメ・デッカ・セツ　本妻と妾（めかけ）を一号二号などと呼べば、ひどく怒られそうだが・・・まあ、文鳥のことだし。　デッカは、コロコロと小籠包のような妻セツを愛しつつ、隣カゴの「小泉今日子みたいだね～」、つまり、小柄だが頭も小さいので均整がとれているウメを愛ジン化している。・・・甲斐性なしのくせに。　ウメは、この立場で良いのだろうか？・・・とりあえず、波風はたっていないので、良しとしておこう。

2021年03月08日

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ウノ王道を行く

水浴び後のウノ　ウノは期待以上に成長している。体格は立派、顔立ちは整った美鳥、そして何より感心するのが度胸だ。　放鳥終了時、文鳥たちを帰宅させるため放鳥部屋（居間）の照明を消し、「文鳥団地」の照明をつける。そして、暗い居間の隅の高い位置にある布地（カーテン）で、居間の新棟（十姉妹ケージとジュン＆オコメとチビタのカゴがある）を覆うのだが、その間、ウノは肩から離れない。暗い中での移動も、カーテンを引っ張り出したり広げて覆っても、動かないのだ。　物に動じないのは、やはり巣ごもりを始めると、手でつかみ出されるまで動こうとしなかった、ウノの母の荒鳥の遺伝子を受け継いだに相違あるまい。・・・実によくできた子だ。

2021年03月07日

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パッパとルン太

水浴びの順番を待つパッパとルン太　抱卵へのこだわりで敵を多く作り、孤立して、逆襲され、疎外された牙男ことルン太は、その後、ぎくしゃくしていた兄弟で親友のパッパとの関係を修復し、集団の1羽に復帰することが出来た。結果、十姉妹軍団に平和が訪れている・・・束の間でなければ良いのだが。

2021年03月06日

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紅八朔美味し

柑橘好きのノビィとジミィ　秋冬のミカン（温州蜜柑）と春夏の河内晩柑、その切り替わり時期の現在、お勧めすべき柑橘類と言えば、紅八朔である。これは飼い主の好物で、思わず庭に苗木を植えたほどだが（成長しているが今のところ実をつけず）、文鳥たちにも喜ばれる。　旬が短く、昨年は気づいた頃には旬が終わっていたが、今年はしっかり確保した。来年も忘れないようにしたい。

2021年03月05日

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今や育雛の天才夫婦

クワァ＆ヒサ　今日、この夫婦が育てていたヒナ３羽を引き継いだ。孵化16日目のヒナたちは、顔かたちはいろいろだが、ともに体重22gで、しっかり元気に育っていた。　最初の子たちは、（おそらく）ヒサがナマモノとしてお片づけしてしまい、長男となったトムは卵段階で十姉妹に預けられ育つことになったが、その後はノーミス、育雛の天才と言えるまでになった。実に立派だ。　すでに多くのヒナを育てているので、このあたりでのんびり過ごしたら良いのに、と思うのだが、↑目が赤く写っているクワァは、まだやる気満々に見える。・・・しっかり栄養をとってもらおう。

2021年03月04日

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寝ぐせの似合う十姉妹

ピントが合っていれば・・・　ボケている、とぼけている、天然・・・、と言えばカッパちゃんだが、現在の彼女の「髪型」は、おかっぱと言うより、ひどい寝ぐせのぐちゃぐちゃである。　自分と言うものを理解してそれを外見に表すとは、実に見上げたものである。

2021年03月03日

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ビタチャレンジ

ついに水の中に入った！　ヒナ換羽による神経過敏を乗り越えたチビタは、さまざまなチャレンジをしている。健常な文鳥たちが行く場所に自分も行ってみようとするし、卓上水浴びにも果敢に挑戦する。　脚が変形している彼は、平らな面で安定的に立てず、縁で頭浴びは出来ても、水浴び器に飛び込むことが出来なかった。ところが今夜、彼は平面で滑って溺れるかもしれない恐怖心を乗り越え、しっかり中に入った↑。　がんばれ！チビタ、ビタ、ビッタ。

2021年03月02日

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親元でもひとり餌まで40日余

あの子はだ～れ？　1月19日に生まれたシルバ＆ギンの子が、今日になってようやく親鳥にエサをねだらなくなり、夜には初めて、カゴから出て放鳥部屋に飛んできた。・・・壁に衝突するなど無茶な飛び方なので、他の鳥たちが大騒ぎになったのは、まあ、ご愛敬である。　ところで、手乗り文鳥がひとり餌になる時期を、やたら早めたがる人は多くいる。早いことに特に意味はないと思うのだが、「トレーニング」と称して意味不明なことを行い、早ければ早いほど「正しい」と信じている気配すら感じられる。しかし、不自然なのである。　この子↑らの場合、ずっと親元にいて、親鳥は毎夜カゴから出ていってしまうにもかかわらず、昨夜までは巣の中でじっとして親の帰りを待っていた。それが、自分でエサを食べられるようになり、親鳥が、きっとおいしいものを食べに行くのだろうと、好奇心と食い意地でカゴから出てくるようになったわけだ。　つまり、ひとり餌になったわけだが、孵化40日目を過ぎており、これは手乗り文鳥がひとり餌になる時期と変わらない。むしろ遅いくらいである。　ともあれ、この子らは、明日から親鳥のもとを離れ、別室に移動する予定だ。ただ、メスなら、ウノの嫁として『文鳥団地』に戻って来るかもしれない。また、同居予定のシルバー♂（ウノの父）と仲良くなれば、そちらに居残るかもしれない。　成長を待ちたい。おとなに無視されるヒナ

2021年03月01日

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