ちくわぶ最強
どちらがイッパで「テバ」なのか 寒い日はおでんに限る。もちろん、コンビニで売っている変なもののことではない。おうちで作る『関東煮』のことである。 おでんを作るには時間が必要だが、手間はかからない。ただ、おでんの死命を決する、おでん種の究極の一品である(※個人の感想です)ちくわぶの品質がいろいろなのが問題なのである。このちくわぶという小麦粉の練り物は「東京名物」ともされながら、関東でさえ、その恐るべきポテンシャルを知らず味のないいらないおでん種、と思っているかわいそうな人が珍しくない。かわいそうに・・・。 ちくわぶには、煮崩れする本物と、煮崩れしないまがい物がある。で、今日のちくわぶ、世田谷区の瀬間商店というおでん種のお店が製造したものは(なぜ川口市の小さなスーパーで売っているのかは永遠の謎)、本物であった。 おでん作りは、前日から始まる。まず大根と昆布を煮る。ある程度したら、市販のつゆを薄めに入れ、ちくわぶを放り込み、ついでにゆで卵も入れて、ごく弱火で1時間以上ぐつぐつ煮る。そしてそのままか鍋ごと冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。翌日の午前中に、その他の具材(厚揚げ・鶏肉系のもの・がんも・ちくわなどなど、面倒な場合いろいろ入ったセットの安いので良い)を放り込んで、1時間以上ごく弱火で煮て火を止める。それを夕食の1時間前に再び弱火で煮る。・・・ちくわぶが煮崩れていたら成功である。 などと、世田谷の瀬間商店のちくわぶが美味かったので、どうでも良い話を書いてしまった。 で、ちくわぶ・・・イッパ君は元気に育っている。↑たぶん、上を向いているのがイッパだ。・・・良い顔だちではないか。 ↓は、キンカチョウのために水浴び用小鉢を用意すると、水飲み器で水浴びを始めるナイだ。・・・おバカでかわいいのである。