うちのジャリーズ
後輩の世話を焼きたいキイ 可及的速やかに名前を変えなかった男の子芸人事務所は、結局、袋叩きにあってしまった。 雉も鳴かずば撃たれまい。火に油を注ぐだけになるので黙っていれば良いものを、余計なことを言って自分を貶めてしまった芸能人も多い。例えば、多少とも同事務所事務所の名前は変えない方が良いとアドバイスしていた美川憲一さんは、芸能界のことしか知らないケンちゃんでしかないことを露呈してしまったし、性犯罪者の故人への尊敬を熱く語った山下達郎さんは空疎なおしゃべり老人と見なされる羽目となったし、「死体に鞭打つな」と良識をひけらかすつもりが犯罪を犯しても死んでしまえば逃げ得と言っているのも同然と気づかぬマヌケをひけらかすに終わってしまったデビィ夫人・・・。 犯罪の事実は消えないので、それは鞭打たれねばならず、今後同様の事態が起きないためにも、それは避けられないのである。故人に多少の恩義があるなら、陰ながら命日くらいは手を合わせ冥福を祈るべきだが、それは『私』の行動なので『公』にすべきものではない。未成年者に対する性犯罪者に同情の余地など無い。 欧米では少し前から故人を含めた性犯罪者の過去の行いに対し、厳しく罰せられるようになっている。「禁固何百年」などと言うこともあり、情け容赦などない。従って、おぞましい名称はただちに使用不可にしなければならず、同情は『私』の範囲を出てはならないのだが、まあ、危機意識が薄いと言うか、世界を知らないと言うか、残念であった。 うちのキイちゃんはなかなか世話好きで良い子のようだ。もちろん性的な要求などしない。