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Jaguarの軌跡

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Jaguar XJ6

Jaguar XJ6

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2004年01月14日
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実は今日、朝の7時半から7時間15分も病院でボランティアをやってきました`,、(´▽`) ’`,、そんな朝早くから来るボランティアが他にいるわけもなく、ずっとぶっ通しで動きっぱなしだったので正直言ってしんどかったですが、今日は本当にいろいろ考えさせられました(゚ー゚*)と言うことで、今夜(アメリカは10時過ぎです。)は今日考えてたことを忘れないように、チョッとまじめに書き残しとこうかと思います。


1:ナースのすばらしさ
今働いている病院にはナースさんとナースさんの助手みたいな人たちとで二つのランクに分かれています。何て言い表したらいいか分からないんですけど、Jaguarの熱い眼差しから分析するとナースさんは助手とは一味違いました。今日は本当に忙しい日で10人以上の患者さんを受け入れ、そして手術室へ送ったんですよね。もちろん、みんなどたばたです。しかし、Jaguarの『患者の視点から見るビーム☆』(←そんなんあんのかよ!)で見たところ、こういう時こそスタッフの器が試されますね。ここで自分が言いたいのは日ごろからどうすれば患者さんに不安や不快感を与えないか、どうやったら他の仲間の最大限を引き出せるか、また自分のモチベーションを保てるかを考えてるか、ということです。忙しくなると、まず周辺視野が狭くなります。チョッと不注意なんかでブランケットやちっちゃい医療器具なんかを落としたりしてしまったりして・・・。患者さんからの視点では「あれ。あれ。」ですよね。患者さんも袋に入っている使い捨ての注射器なんかでも床に一度落ちたのを見るとあんまり注射されたくなくなっちゃうと思うんですよね・・・。また、周辺視野のほかにも疲労があります。これはもしかすると一番難しい問題かも知れません。長い間、あれこれ考えながらずっと立ち続けで歩き回っているとただ単に歩いているのよりも遥かに疲れます。集中が切れてしまうと考えることが面倒くさくなったり、コミュニケーションがおろそかになったり、あと厄介なことに表情や態度があからさまに変わります。今日実際に患者さんを連れてきた助手が別の助手に「○○○さんはどこの場所に入ってもらったらいいの?」と聞いたときです。聞かれた助手は後ろ向いたまま歩きさりながら「L2(左の列の2番目という意味です)」とだけぼそっと答えました。手術をしにきた患者さんの前でですよ?そりゃねぇだろ~。と思いましたね。嫌な予感がしたんですがやっぱりそれを気にステーション全体がお疲れモードにのまれ始めていったように感じました。こういうのって他人に移りますよね。仲間の誰かのモチベーションが折れるとあとはドミノ倒しです。患者に話すときにも表情がなく話す英語にも思いやりがない。本当にこんなんでいいのか?と思ってました。でも、そこで踏ん張るのがやっぱりナースさんなんですね。ナースとしての自覚なんでしょうか?誇りなんでしょうか?とにかく医療提供側の鏡ですよね。患者さんにもスタッフにも笑顔、明るい声、不注意も見せない集中力。狭い部屋に7人くらいの助手と2人のナース、ボランティアとして自分が一人いたんですけど、すべてナースに動かしてもらってるような感じでした。日ごろからの心構え・・・・。こんなところにこんな大事なカタチで出てきました。


2:患者さんとの触れ合いかた
いきなりですが、自分はボランティアをするとき常に驕りではなく自分自身を鼓舞するために医師のような気分でやっています。患者さんを病室へお連れするときもベッドを雑巾で拭くときも。未熟ながらも常にどうしたら患者さんを精神的、肉体的にベストな状態で手術室に渡せるかを考えながら行動するわけなんです。というところで話しはこっち→へ行きます。今日働いてるときに人手がとても少なく、ナースさんたちも留守であったため二つあるステーションのうちの小さい方(ホントに小さくてベッドが4つしかないんですけど。)を「ナースさんが戻ってくるまであなたがここのナースをやって」って頼まれてしまいました。自分はナースの資格を持ってるわけもなく、ボランティアという肩書きを取るとただの学生にしかすぎません。pre-med(医学部進学過程)だからちっとくらいわかってるんだろうなぁ~とでも思ったんでしょうか?絶対やばいと思ったんですが「何かあったら電話で呼んでくれればいいから。」と言われシブシブやることになりました。もちろん針が付いてるものには全く触らないようにしましたよ。でも、はじめはどうなるかと思ったんですが始まってみると一生懸命で2時間ほどがあっという間でした。終わったあと少しのランチ休憩をもらいカフェでコーヒーを飲みながらぼんやりそのことから学んだこと、考えたことを思い巡らしました。その中で一番納得がいってないと言うか、はっきり答えを出せてないのが『感情移入』です。東洋医学では分かりませんが西洋医学では感情移入は冷静な判断に支障を生む可能性があるため邪魔なものとして扱われがちです。自分の場合確実に感情移入がありました。ですが、どこからが感情移入なんでしょうかね?医師だと誰でも患者さんを助けたいと思うはずです。「助けたい。」と「この人にはこの人の生活があるんだ!絶対助けるぞ!!」って言うのは違うんですかね?違うとしても自分が患者の立場であったら主治医やその他のスタッフには後者のほうでいてほしいんですが、これは『感情移入』と呼ばれてしますのでしょうか?自分は医者として患者さんを診るのではなく患者さんの友達、もしくは家族にも近い存在で診ていきたいと思っています。家族を見るのは医師としてご法度なんですか・・・。自分はパッチ・アダムスさんのような医師になりたいと映画を見た瞬間から思いました。患者と一つになれ、心の底から喜びや悲しみ、苦しみまでも共感できる医師。言ってみたら彼は感情移入の塊ですよね。でも、それが人間らしい医師だと思っています。


長すぎて何を書いたのか、ちゃんと話しがつながっているのかすら分かりません。皆さんの意見をお聞きすることが出来たら幸いです。





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最終更新日  2004年11月22日 05時08分48秒
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