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15日新歌舞伎座へ行ってきました。 前の歌舞伎座は昔行ったことがありますが、新歌舞伎座は初めてです。 14日に姉の新盆供養があり、九州から妹が上京しますので、この機会にと 姪たちが私たち姉妹を招待してくれました。 急な話だったのでチケットが取れず、知り合いの方に相談したら一階の桟敷を 取ってくださったとのこと! 桟敷なんて行ったこともないし、縁のない場所だと思っていたので(@_@;) 最初は大喜びしましたが、数日前になって楽屋訪問もできる・・・・番頭さんが迎えに来て ・・・となると・・・・・・。 何を着ていけばいいの?そんな立派な服は持っていないし…と悩んでしまいました。 でも、いまさら仕方がない。あるもので行きましょうと腹をくくりました。 新盆法要は自宅で親族だけでお寺さんを迎えて行われましたが、付き合いの多い 姉や姪ですから、次々とお参りの方が見えて賑やか、にぎやか・・・。 夜は中野の駅の警察学校の跡地に新しくできた大きな中野セントラルパークへ。 お洒落なビルでレストランもたくさん。中野も昔とはすっかり様変わりです。 さて、15日は朝から妹や姪と一緒に出掛け昼過ぎに帰って慌ただしく昼食と着替え をして東銀座の新歌舞伎座へ。 暑いのに大勢の方が詰めかけています。 チケットを手配してくださった奥様が番頭さんと入り口で待っていてくださいました。 桟敷は両端に一段高くなったカウンターみたいな席でドアの前にカーテンがかかって 2席ずつの個室みたいになっています。 私たちの席は花道のすぐそばで最高のロケーションです。 演目は「東海道四谷怪談」夏向きでしょう?(*^_^*) 染五郎の伊右衛門に菊乃助のお岩を中心で松緑、梅枝、愛之助、団蔵などが出演 しています。 菊乃助はお岩と与茂七、小仏小平の三役の早変わりもあり、若手なのに大丈夫かな と思ったのですが、なかなかどうして立派に大役を果たしていました。 30年ぶりという(蛍狩り)のシーンは幻想的で美しく、仏壇返しや戸板返しといった 息をのませるシーンも多く、あまり歌舞伎に詳しくない私たちでも十分楽しむことが出来ました。 役者さんの楽屋も初めての経験ですが、結構大きな個室に次の間とバストイレつきという 立派なもの。まだ畳のにおいのするお部屋でご挨拶をして握手もしていただきました。 お食事も2幕目の幕間に配られてきて、すぐ近くの席に配られたものは普通のお弁当 スタイルみたいでしたが、桟敷は漆の2段重ねの立派なもの。 お味も上品で美味しく、最高に贅沢を味わえている気分になります。 お金も安くはないんですが、何より桟敷は役者さんが皆抑えているそうで、なかなか 普通では手に入らないんですね。 良い冥土のお土産になりました(笑い) 妹とも二晩一緒に語り明かして楽しい時間を持つことができました。 2人姉妹となってしまいましたが、関東と九州では中々会う機会がありませんしね。 まあ、今年は1月の母の3回忌3月の姉の葬儀、4月の49日と結構会う機会が ありましたが、こういう法事関係で会うより、もっと普通に会いたいね…と話しています。 秋になったらお墓参りを兼ねて帰郷しようかな?
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