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カテゴリ:つれづれ
上野へ、ダリ展を見にいった。1時間待ち。日差しが暑いくらいで、木陰が気持ちいい公園の中でぞろぞろと、まさに老若男女いりみだれ列を作って待つ。待つ。待つ。
中に入ってもひとがたくさん。 背の低いわたしはちょっと辛い。 だけど、本物のパワーっていうのはすごいなと改めて感じる。 これを、あのダリが実際にかいていたのかと思うと、恐怖すら感じる。 ダリの絵って、ずーっと見ていられる。 あんなに沢山人がいるのに、目の前の絵しか見えなくなる。 全体を俯瞰してみてから細部に目を凝らすとわけがわからなくなる。 これはなんだ? このひとは何を悩んでるんだ? なんでこんな所にこんなひとやらものがあんの? すべてに意味があるような気がしてくると同時に 別に意味なんてなくて、ただ描きたかったから描いただけのようなきもする なんて考え出すときりがなくて、ずっと眺めていたくなる。 さすがに出てきた時にはぐったりして、早々に休憩したけれど、すごく楽しかった。 もっとすいてたらなー、 と思うのは、こういうのを見に行った時にいつも思う。 ・・・せめて平日休みだったならなぁ なんて詮無いことを思うわたしであった。はは。 ぐったりしてたのに、ブーツを、ブーツを買ってしまいました。 ツモリの茶のブーツです。 右足のじん帯が切れていて、ヒールを履けないわたしはもともとペタンコ靴が大好きです。 でも、最近、ヒールを見ると、無性に切なくなります。あぁ、履けない・・・履けるものなら履いてカツカツと踵をならして街を闊歩してみたい・・・と思って。 人間、できないものはやってみたくなるものですね。 だめといわれるとやりたくなるし、勉強しろといわれるとやりたくなくなるし。 そういうふうにできているのでしょうね。 あまのじゃく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/10 10:42:22 PM
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