最近、クリスチャンの友人S子さんが我が家に来てくださる機会が増えてます。
私よりも先輩主婦のS子さんから、子育て、妻として、主婦として、学ぶことがたくさんあります。水曜日の夕方S子さんが来て、話したことの中で心に留まったことを考えてみました。
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性格なのかなんなのか、私は家事の手抜きというものが下手です。
「主婦の手抜き」といっても、やらなかったことは自分に返ってくる場合が多いわけで。
例えば、洗濯をしなかったら次の日は倍やることになってしまう。
食器を洗わなかったら、次にキッチンを使うときに仕事が増えてしまう。
掃除をまめにしなかったら、まとめてするときは大変な作業になる。
手抜きを上手にするというのも、なかなか頭を使うよね、疲れていると頭が回らなくて、余計にできないのよね・・と。とても共感してしまいました。
子育ても主婦業も、やって当たり前、良くできて当たり前・・と思われがち。それが世間。自由な時間があって、マイペースにできると思われるかもしれませんが、実際は、結構な重労働で毎日の仕事量も多い。
そして特に、子育ては長い長い年月を要する大仕事。
以下は余談ですが。
私はクリスチャンで、ほぼ毎週日曜日に教会に礼拝というものに行きます。それは私はとても礼拝したくて行くのですが。
誰も3歳の子どもを見てくださる方はいません。(託児係りがいる教会もありますが)
子どもを連れて教会に出かけるのもひと苦労なのに、教会に行っても自分は礼拝に集中できません。母子室はあっても、日曜学校をしていたり、大人が話しかけてきたり。
神様の愛に触れることにとても飢え乾いている私。
愛をたくさん必要とする子どもがいるお母さんだからこそかもしれません。そして、それは何度かで終わることではなく、何年もその状態は続くのです。教会は子育て中のお母さんにも、配慮して欲しいなあ・・と思いつつ・・。なかなか言い出すキッカケがないまま過ごしてしまっているのが現実ですが。(いつか話そうとは思います。他のお母さんたちのためにもね)
そんな礼拝をしている私を見て、声をかけてくださったのがS子さんでした。
「私もそうだったけど、長いのよね。大変なのよね」
そんな声かけだけでもかなり嬉しいもので。私にはとても慰めと励ましになりました。
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実際には重労働だったり、休む暇も充分なかったりする主婦業ですが、主婦が疲れ果てたことが原因で育児に失敗したり、病んで家族に迷惑をかけることがあると、世間ではとても悪評となったりする。昔からの習慣なのかな、女性や主婦への理解に乏しい社会。成功は地味で失敗は最悪、それが主婦業の一面かも。
でも、主婦は家族の要。お母さんが笑顔でないと、その家族は良いバランスでいられない。だから、主婦が元気で幸せなこと、忙しくても楽しみを作って楽しんだり、たわいない友達とのおしゃべりもとても大切。
お母さんたちは頑張り過ぎないで、自分自身も大切にしながら、楽しみながら。育児も家事も夫にも、それぞれの役割を果たしていけるといいですね。
「言うは易し行うは難し」だから。心したいのです。