今日私は41歳の誕生日を迎えました。

昨晩12時を回った頃、Skypeのテレビ電話で話していた夫が、
私の背後に映った時計を見て、
「日本は12時を過ぎたね。」
と言うので、
「うん。6日になったよ。」
と夫をからかうように言うと
夫が
「誕生日だね。
何て言ったらいいのか・・・」
と言って恥ずかしそうにしています。


しばらく沈黙が続いた後、夫から予想外の言葉が飛び出しました。

「ありがとう。」



普通に
「誕生日おめでとう。そばにいてあげられなくてごめん。」
ぐらいの言葉を想像していた私は
不意討ちを食らった感じで返す言葉を失っていると
夫が話し続けました。


「君に会えたことは僕にとって一番の幸せだ。
家族になってくれてありがとう。
家族を作ってくれてありがとう。
僕は君に出会ってすごく変わった。
こんな気持ちになったのは生まれて初めてだ。


君の両親にも感謝しないといけないね。
彼らがいなかったら君にも会えなかったんだから。
明日の朝起きたら、彼らに感謝の気持ちを伝えて
彼らのために出来ることをしてあげて欲しい。


本来であれば、君のそばにいて
一緒に誕生日を祝ってあげたかった。

でも僕たちの人生はまだまだこれからだ。
これから何十年、長い道のり
色々なことがあるだろうけど
君と家族を守り続けて
もっともっと幸せにできるように頑張るよ。

君の幸せが僕の幸せだ。
愛してる。

誕生日おめでとう。」



涙が止まりませんでした。

返す言葉も見つからず
「僕の愛は伝わったかな？」
と問いかける夫に
「うん。」
と答えるのがやっとでした。



Life is beautiful.

最高の誕生日をありがとう。