9月の投資運用成績「引き続き過去最高益を達成!」
ミニ株・投資信託・外貨MMFに分散投資する我が「相模太郎ファンド」の9月の運用成績は、基準価格10190円、引き続き過去最高益を達成した。日本株の急騰でドルの評価損も吹き飛ばした感だ。○プラスに貢献した部門・ミニ株 武田薬品、デンソー、セブン&アイ、ホンダ、新生銀行 日経平均株価は、総選挙の自民党大勝や、堅調な経済指標を受けて13000円の大台に乗せた。株価をつぶさに見て思うのは、内需関連の堅調さだった。もともと輸出産業組に傾きがちだったポートフォリオなので、その恩恵は限定的。・投資信託 フィデリティグローバルファンド、フィデリティ欧州中小型株、フィデリティ日本中小型株 外国株投資信託等もじわじわ上昇した。NYダウは利上げなどを嫌気してもたついているが、欧州関連は堅調だった。今後は全く予断を許さず、引き続き時間分散・銘柄分散の超小額投資に心がけたい。つまり「1ヶ月1万円ずつ・・・」という手法である。・外貨MMF カナダドルMMF ドル円は111円近辺。ユーロも大して大きな動きはなかった。ただしカナダドルは上昇している。カナダドルについては、まだあまりにも投資金額が少ないので全体的な貢献度は低い。上昇しているので買うタイミングがつかめないのが現状。米ドルの暴落に耐えうるファンドにするため、今後はカナダドルと豪ドルを積み立てる方針。これも1ヶ月1万円、という手法で。○マイナスに作用した部門・ミニ株 ソニー ソニーの赤字転落は朝日新聞朝刊1面を飾ってしまった。ブラウン管テレビへの固執は昔の「ベータ規格」の失敗とよく似ている。最も尊敬する企業の一つであるソニー、今後は大リストラを敢行するとのことで、金融部門の売却も検討しているとは正直驚き。・投資信託、外貨MMFは特に該当がありません(よかった)*今後の運用方針について 過去最高益だった、といっても利益率は極めて低く、鈍重なファンドであることを改めて感じた。どんなに株価が下落してもドル安になっても2%以上の評価損を出したことは一度もなかったのが自慢だったが、反面上昇も限られているのは複雑なところである。 今後は商品ファンドの購入を検討している。商品ファンドとは、商品先物や通貨・株価指数先物等を専門家に委託して利ざやをかせぐ「絶対収益追求型」ファンドである。分散投資の一環としての商品ファンドは検討の余地がありそうだ・・・。