10月の投資運用成績「さらに最高益を記録」~このヘンで限界か
ミニ株・投資信託・外貨MMFに分散投資する我が「相模太郎ファンド」の10月の運用成績は、基準価格約10250円、さらに最高益を記録した。日経平均株価も1万3千円台でもみ合う状況だが、ドル安の大幅改善が大きく貢献した。今回から、商品市場に分散投資する「商品ファンド」も組み入れたが、購入して間もないので、成績に影響を及ぼすのはまだまだ先になる見込み。○プラスに貢献した部門・ミニ株、デンソー・ホンダ・新生銀行・武田薬品・トヨタ自動車 日経平均株価との連動が高いだけに、これらは素直に上昇した。特にホンダについては、ガソリン価格の高騰がホンダ車の販売増に大きく貢献し、過去最高益を達成した。 また、トヨタについてだが、グループ全体(日野自動車やダイハツ工業)を含めると「ついにGMを抜いて世界一」の自動車会社となることは確実。もちろん株価が悪い訳はないか。↑レクサスは日本に根付くのか?・投資信託、三菱UFJ外国債券オープン、フィデリティ中小型株オープン 外国債券型は、ドル安の是正とユーロ高(140円に迫る!)によって米国の金利上昇分の損を補った。フィデリティの中小型株オープンは日本の店頭株式などに投資している。こうした投信が伸びているということは、経済が活気ある証拠。・外貨MMF、もちろん米$MMF 米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、長いこと務めてきたグリーンスパン議長に代わり、バーナンキ氏に交代との報道があった。市場ではそれほどのサプライズはなかったようで、ドル円については金利差拡大をうけて115円後半へ。もちろん外貨MMFにとって「利上げにドル高」は猛烈な追い風だった。○マイナスに作用した部門・ミニ株、ソニー・京セラ テレビ事業などで大幅に立ち遅れたソニー。テレビ事業が770億円もの営業赤字を出してしまい、株価はもちろん低迷。デンソーがその分帳消しにしてくれてるが・・・。 京セラについても9月中間決算(連結)は、電子部品需要の伸び悩みや携帯電話事業不振から大幅な減収減益となった。京セラ愛用者としては納得がいかないが、デジカメ撤退にともなう光学部品の低迷も響いたらしい。↑ソニーのCSデジタルハイビジョン液晶。技術的にはまずまずと思うのだが・・・。・投資信託、フィデリティ欧州中小型株・三菱UFJ欧州株オープン ロンドンFT100や、フランクフルトDAX指数も伸び悩んでいる。三菱UFJ欧州株は、様子を見て売却してしまうことにした。あまりに成績がふるわないから・・・。・外貨MMF 全体的に円安気味なので、該当はありません。